ちょっと前のVRoidってバーチャルキャストにもっていくとなんかメタリックになってたんですよ。
テカテカでしょ?
というわけで尋ねてみたら開発者さんからお答えが来たので報告。実践するとこうなる。
適正。
【手順】
「共通設定」タブの画面左から「リムライト」へ
で、髪と体の強さをゼロにする
これでOK。簡単だった。
以上です。
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くろ州の合成音声備忘録
いろんなところで地味に細かいVR空間を提供する「VWORLD」を触ってみました。
ダウンロードはこちら
1.VWORLDとは
VRMを動かすことができるVR空間を提供するソフト。VR機器はいらない。グラフィックもそんなに強くなくて大丈夫。
2.ワールド
建物と街並みがアメリカン
「建築」からいろいろオブジェクトを追加して、建物を増やしたり家具を配置したりして遊べます。
3.モデルインポート
「開く」からVRMをインポート可能。VRoidで作ったモデルが最もVRoidで作ってた時の色味と最も近い状態で動かせる。
4.操作
「操作」を押すとモデルを動かせます。操作方法は左下に出てるので問題ない。が、どうやって「操作」モードを抜けるのかわからなくてちょっとビビる。TABキーを押せば抜けられます。
地味にものすごく好きなポイントとして音響をあげておきましょう。このソフト、足音が鳴るんですが、部屋の広さや床の材質によって響きが変わるんですよ。好き。広い部屋に移ると響きが増幅されて「この部屋広いな」って耳でわかる。
操作中はキーボードの1~8キーにモーションが割り当てられているので、ドアの前に移動してノックするとかも可能。なんかちょっと動きがアメリカン。おすすめモーションは座るシリーズと寝転がるシリーズ。良いぞ。
5.撮影
モーションの割り当てやいろいろ動かして撮影して楽しむのがこのモード。「効果」が結構細かい。
たのしい。ゲーム作ってる人が作ったみたいな感じだ。
くろ州の合成音声備忘録
VTuberって要するに「バーチャルYoutuber」なわけだけど、気質的に言うとニコニコとの相性いいんだろうなーという風には前々からなんとなく思っていた。
のとどれくらい関係があるかは知らないけど、ニコニコ関連から「VirtualCast」というのが出ています。
1.VirtualCastとは
VTuber的活動をするスタジオを提供するソフト。空間を作って、そこに入って、配信する。
配信機能自体はついてないし、絶対に配信しないといけないわけでもないけど、一人で遊んでても特に楽しくはない。
他の人の部屋に「凸って」「一緒に生配信」するときに最も輝く「生配信特化型」という感じ。
2.導入
こちらがダウンロードページ。落として展開すればOK。
ViveとSteamVR必須です。Oculusに対応してないのなんでだろうね?
3.最初の遊び方
まずはとりあえず空間に入って使い方をつかんでから配信するようにしましょう。
とりあえず立ち上げて「自分で配信しない」のタブからテキトーに名前を付けてスタジオに入りましょう。で、指示に従ってキャリブレーションすれば準備OK
メニューボタンからいろいろボタン押しまくって機能を探っていきましょう。難しいことはないです。凸リストとかいうやつさえ押さなければずっと一人のスタジオです。押してもスタジオIDがわからないとは入れないですが。
4.凸る、配信する
生配信中のスタジオに乱入することを「凸る」という。打ち合わせして迷惑にならないようにしような。
配信自体はバーチャルじゃなくても何かしらやったことあればその知識で行けるはず。生配信ではギフトが送れたり、コメントがオブジェクトになって振ってきたりとエンターテイメント性に富んだコンテンツが享受できる。ここがだいご味のソフト。
5.VRMを読み込んで使う
自分で作ったVRMなり許可の出てるVRMなりをVirtualCastで使おうと思うと結構めんどい。手順は
A.モデルを作る(中に入る権利は自分だけのものにしとく)
B.ニコニ立体に投稿する
C.設定ファイルを書く ←Vカツモデル/他者モデルを使う場合はここから
D.VirtualCastでニコニコにログイン
E.規約に同意して
F.スタジオ内でモデル選択
なんとモデルをエクスポートする段階から始まるよ。
まずはVRMモデルを作る。書き出すときに中に入れるのは自分だけということにしとかないと他人に使われる。他人に使われていいなら良いけども。
それをニコニ立体に一回投稿しないといけない。この時、ダウンロードできる形にはしなくていい。ダウンロードファイルの項目には何も入れない。
で、それが終わったら今度はVirtualCast.exeと同じフォルダに「config.json」というファイルを新規作成する。「右クリック→新規作成→テキストファイル」とかにしておいて名前を「config.json」に書き換えればOK。拡張子の表示はしておこう。「config.json」をメモ帳にD&Dしてこれをコピペ↓
{
"niconico": {
"character_models": [
xxxxx
]
}
}
"niconico": {
"character_models": [
xxxxx
]
}
}
「xxxxx」のところに投降したモデルの作品番号「td-----」の番号を入れる。投稿したモデルのURLが「td12345」とかなら「xxxxx」には「12345」と入れることになる。
※参考記事
で、やっとVirtualCastを立ち上げる。VirtualCastでニコニコにログインしてからスタジオに入ろうとすると(結構待たされて)さっきUPしたモデルの規約が表示されるので同意して進もう。
で、スタジオでモデルを選択すればやっと使える。
長いな。2回目以降はこの作業しなくて済むけど、モデル読み込みの待機時間は別に短くならない。
くろ州の合成音声備忘録
VTuberになるときの選択肢にはA.VR機器を使う B.Webカメラを使うというのがあります。Webカメラを使うソフトの中では最強だと私が思うのはこの「Hitogata」です。
1.Hitogataとは
Webカメラ等を用いてVTuberになれるフリーソフト。Webカメラを使うものの中でも(たぶん)最も滑らかな動きで高解像度。
パーツを組み合わせてモデルを作る機能もあるが、VRMの読み込みにも対応している。
2.導入
公式HPからたどっていくと「BOX」というところにZIPがある。ダウンロードできない場合はログインしないといけない。ここはちょっとめんどい。
3.モデルを作る
「ツール→キャラメイキング」から、パーツを組み合わせてモデルを作ることができる。自由度は低いように見せかけて案外多様性がある。細かいキャラメイキングで挫折した人には向いてるかも。
モデルの形式はhgmという独自形式?のようです。
4.モデルをインポート
「ファイル→外部モデルを開く」からVRMモデルをインポートできます。VRoidで作ったVRMとの相性がとても良かったです。インポートした後は内部でhgmに変換されてるっぽいです。
5.動かしてみる
動かしたいモデルを選択して、右にある「FaceTracking」ボタンを押せばもう動かせます。出てくるウィンドウは最小化しておきましょう。
これがかなり滑らかに動いてくれた感動なんですよね。滑らかだけどなんか軽いんですよね。全然コマ落ちしない。
左下のほうに「部屋」「画面」「カメラ」「シェーダー」って並んでると思いますが、画面では背景色や画面サイズの設定ができます。高解像度の動画に余裕で耐えられるだけの画質がだせる。
カメラでは1カメから3カメまで用意されてて芸が細かい……ってなった。
1カメ
2カメ
3カメ
このモデルはさっきVRoidで作った。
口だけでも結構表情が作れるけど、それ以外のパーツはあんまり動かない。あんまり動かないけど口の表現力がすごいのであんまり気にならない。
表情の豊かさでいうとFaceVtuberのほうが豊かかな?
シンプルでありながら程よく多機能で良い。なんと録画してある動画からトラッキングすることもできるというこの機能。割と重要ですよ。
ついでに、動画ではなくてモーションを記録して書き出すこともできます。形式はVMD。ピンと来た方もいると思います。MMDのモーションデータの形式ですね。HitogataでモーションキャプチャーしてMMDにもっていくということができます。上体と口くらいだけど。おちゃめ機能くらいなら完璧でしょ。
ちなみに全身動かすこともできます。できますが、そのためには20万円くらいの機材が必要になります。
くろ州の合成音声備忘録
天下のPixivさんが作ったVRMエディター「VRoid Studio」は絵を描くようにしてモデルを作っていきます。今までの「モデリング」とは大きく違うのでなんというかVRoidでモデルを作ることをモデリングって言うとちょっと違和感がある。
こんな風に作っていきます
1.VRoidとは
Pixivさんのところで作られたVRMエディター。汎用性の高いVRMエディターはこれが最初かもしれない。絵を描くようにペンで髪を作り、テクスチャを描いていく。さすがPixivといった感じの絵師さんが得意そうなソフトです。
私は普段絵を描けない人間として生きているので無理だろうなーとか思っていましたが、これ、絵が描けなくてもギリどうにかなります。ギリ。
2.導入
本家HPからたどっていってください。ZIPを展開すれば中にVRoid.exeが入っているのでそれを立ち上げるだけ。
3.工程
A.パラメーターでパーツを整えていく
B.プロシージャルヘアーの編集
C.その他の髪の編集
D.テクスチャ―描き描き
まずは体や顔のパーツのサイズを作っていきます。これはもう完全に絵心要らないパート。身長を大きくしたり、たれ目にしてみたり、口を小さくしたり好きなようにパーツの大きさを変えていきます。パラメーターは多くないがわかりやすい。
体と顔ができたら髪に移ります。プロシージャルヘアーというのは束になった髪のこと。同じパターンが続くところに使う。後ろ髪はたいていそんなに複雑なことにはなってないと思うのでこれで作れる。ここも別に絵心要らないパート。
前髪はちょっと絵心要るパート。資料を用意して、マウスやペンタブで髪を一房ずつ描いていきます。おそらくつむじを意識して書いていけばOK。ただし、この段階で線画ブレブレだろうと、根本や毛先の位置が思い通りになっていようとVRoidは修正機能がやたら強いので問題ないのです。気にせずとりあえず描き切ってしまいましょう。
描き切ったら修正を加えていきます。左に出ているアイコンのうち下2つが修正用のツールです。絵心ない人は一番下のツールを使うのが良い。
例えばどんな事故にあったのか、こんな髪を描いてしまったとしましょう。
一番下のツールを選ぶとこういう表示になります。
このポイント達を綺麗に並べなおしてやれば
ホラ綺麗。絵心なくてもこれはどうにかできると思う。絵師さんはこれ一発で描くんだぜ意味わかんねぇ。
というのを繰り返していくうちに髪が出来上がっていくでしょう。
そしたらあとはテクスチャ。
テクスチャタブから瞳とかを選択して、「デフォルト画像」をクリックすると右半分にテクスチャが表示される。あとは塗り塗りするだけ。絵掛けないけど絵描きたかった人って目だけは描けるとか割とあるあるだよね。
そんなこんなで完成。これは基礎の基礎だから、ここからツインテ作ってみたりオッドアイにしてみたりというのは発想力で頑張って。
これをVRMとしてエクスポート。VRM特有の権利情報を書き込んでやればVRMファイルが出来上がるぞ。
出来上がったモデルの商用利用や、モデル制作の有償依頼とかもやっていいらしい。太っ腹。
4.VRoidモデルの対応状況
作ったモデルは現在どのソフトで使えるのか、いろいろ試してみた。VRoidのVRMは髪が鋼でできているので、重力には屈しない。
FaceVtuber:色味、手、表情ともにうまくいかなかった
VDRAW:おおむね正常
cluster:アバターのアップロードができなかった(Unityからは試してない)
Hitogata:完璧
VirtualCast:シェーディングがおかしくてなんかメタリック
という感じ。あくまで私の環境ではね?
つまりVRoid×Hitogataが現状最強。