REAPERは公式で日本語に対応していません。しかしその程度であきらめるのにはもったいなさすぎるので、非公式の日本語化をしましょう。
1)こちらのページから日本語のパックを拾います。
「フォント関連の修正は必要ない・パッチが動かない」の項目の青文字リンクを右クリックして「リンク先を保存」してください。普通にクリックするとコードが出てきます。
2)ダウンロードしたものを右クリック → 「Install language pack for REAPER」的なのを選択
3)REAPERを起動して日本語になっていれば成功
ダメだったらダウンロードしたものを「REAPER.exe」のある所に持って行って2)を実行。
それでもダメなら「REAPER.exe」と同じところにある「Plugins」の中に持って行って2)を実行。
ダメだったらこっちのページのパッチを使います。
緑色の「Clone or download」ボタンを押して「Dounload ZIP」を選択するとダウンロードできます。
あとは解凍して、Language packに対して2)以降を実行
それでもだめなら英語で。
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くろ州の合成音声備忘録
REAPERでVSTを利用しましょう。(VSTがわからない方はこちらへ)
(1)VSTを拾ってくる
無料VSTはネット上にたくさん転がっています。「無料VST」「フリーVST」などで検索をかけると様々出てきます。
今回は定番すぎてみんな知っている常識VST「Synth1」を拾いましょう。ふつーのよくできたシンセサイザーです。
こちらのページでダウンロードできます。最新版でいいでしょう。
(2)インストール
落としたZIPファイルを解凍します。解凍したら、それをフォルダごと
「C:」 → 「Program Files」 → 「Vstplugins」
のフォルダへ移してしまいましょう。「Vstplugins」がなかったら新しく作ってください。名前はなるべくこの「Vstplugins」にしてください。
(3)登録
REAPERにVSTを登録します。
REAPERを起動して
「オプション」 → 「設定」
を選択するとウィンドウが開きます。そして
「プラグイン」 → 「VST」
へ進む。そこで上から3行目の窓にC:\Program Files\Vstpluginsがあればすぐ下の「Re-scan」ボタンを押して完了。なければ右の「Add」を押してフォルダの位置(パス)を指定してやる。その後「Re-scan」
ここまでがVSTの登録方法。毎回こんな感じ。
(4)呼び出し
実際に呼び出して使ってみる。
あとはMIDIデータを作成するのみ。
くろ州の合成音声備忘録
「REAPER」というのはDAWの一つです。(DAWがわからない方はこちらへ)
一応無料です。一応。
一人でDTMを始めようと思ったとき。割と多くの人が出会うであろう無料DAW。それが「REAPER」
このDAW。60日間の無料体験期間があるのですが、なんと
無料体験期間を過ぎても機能制限なく使えてしまいます。
……良心のある人はお金を払いましょう。
60ドルなので、大体6000円ぐらい。高くないですよ。
さて本題。
REAPERのおすすめポイント
(1)単純明快なインターフェース
初心者でも解説動画を見て少しいじってみれば理解できる程度のインターフェースになっています
(2)軽快な動作
REAPERの実行ファイルはたったの11MB。CubaseLE AI 8が77MBなので1/7ですね。軽い分動作にも余裕があるので、スペックの低いPCでも動きますし音源やエフェクトが少し多くてもCubaseよりは余裕があります。
(3)なぜかエフェクトを自作できる
上級者向けの機能で、エフェクトを作ることができます。こういうあたりでマニアックな玄人受けするんですかね。このDAWは。
「MIDI打ち込みがやりにくい」ということがいろんなところで言われていますが、おそらくこれは
「REAPER ver0.999」(完全無料版)のことだと思います。
現在はver5くらいになっていて、MIDI周りも快適です。
DAWとして必要な機能はすべて網羅できていますし、初心者にはとてもいいと思います。