鉄琴の中でも高音を担当する楽器です。
とてもきらびやかな音がします。共鳴管を持たないにもかかわらずかなり透き通った大きな音のする楽器です。
基本的にちょっと頑張らないとリリースが切れない楽器なので、早いパッセージを弾くとだんだん濁ってしまいます。
グロッケンのマレットは
・硬いプラスチック
・硬い木
・真鍮
のヘッドを持っています。私は重厚で自信に満ちていながらきらびやかで繊細な音のする真鍮ヘッドが好きです。
プラスチックヘッドは軽すぎてコントロールしにくいんですよね。
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くろ州の合成音声備忘録
それぞれ蛇腹を使った空気の移動でリードを鳴らしている楽器たちです。
個人的にアコーディオンは
・総重量が重い
・蛇腹も重い
のでかなり苦手です。
アコーディオンの特徴的な音はオルガンと似た音の重ね方で実現されます。
原音があって、そこのオクターブ上の音を重ねたり、オク下の音を重ねたり、原音と同じ音を重ねたりすることで厚みのある音が実現されます。
アコーディオン音源を見つけて使ってみたらなんかしょぼいと思った場合それは原音のみの音なので、いろいろいじって音を重ねてみてください。
鍵盤楽器でありながら空気で音をコントロールしているため管楽器的なニュアンスが得意です。ブラス隊だと思ってやるといいかも。
くろ州の合成音声備忘録
そのまんまネイティブアメリカンの笛です。
この楽器は、片方がドローン管と言ってバロックの用語では「通奏低音」と呼ばれる「同じ音程でずっとなってる音」を担当しています。
そして、トーンホールの開いてる方はメロディーを担当します。これが5音階(A-C-D-E-G)になっていて、どう吹いてもいい感じに民族音楽っぽくなるので手っ取り早く民族風の音がほしい方はこれをどうぞ。
ドローン管のある民族楽器と言えば音楽の女神ミューズの吹いている葦笛やバグパイプ、ドローン弦のあるハーディーガーディーなど有名どころだらけです。
DTMで民族風曲を作るときには5音階に加え通奏低音を意識しているとより民族らしさが出てきます。
くろ州の合成音声備忘録
クリスマスシーズンにはよく見る楽器で、「鐘を手のひらサイズにしたもの」です。
要するに単体で「ベル」っていうと教会の大きい鐘のことを言うのですね。
一人では演奏しきれないので=みんなで協力しないといけないので日本の学校にはかなりの割合でおいてあります。
ベルは素手で触ってはいけません。すぐにさび付いてすぐに音が鈍ってしまいます。
ヒーリング効果としては一つのベルを「ポ―――――――――ン」と鳴らして静かに聞くだけで心が洗われます。
DTMでは基本、メロディーなどは次の音に移る前に音を切ります。同じ音が続く場合はリリースは別に切らずに打ち直します。伴奏のほうはメロディーとの兼ね合いを考えなくてもいいです。
くろ州の合成音声備忘録
古楽器の中で今現在もっとも有名な楽器です。種類としては
クライネソプラニーノ
ソプラニーノ
ソプラノ
アルト
テナー
バス
コントラバス
ダブルコントラバス
……
と全音域をカバーしています。残念ながらのちに出てくるフルートに表現力で負けてしまったためしばらく下火になりますが。現代奏法を駆使すればジャズにも使えそうです。
左からバス(1m)・コントラバス(1.4m)・グレートバス(2m)
ここまで大きくなると自分でも音が聞こえない。効率が悪くかなり息を吹きいれることになるので快活量は管楽器一。
なぜかバスリコーダーとは縁が深く、初めて演奏したのは小学4年生の時でした。それから今まで4年に一回ぐらいの頻度で出会って吹いています。