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パイプオルガン

2016.11.05(09:55) 87

あまりに大きいので、パイプオルガンの購入はたいてい「建物ごと」するらしいです。

もともとは金属製・木製・トランペット管など様々な種類の管を集めて、鍵盤を押すごとに弁が開いて空気が送られ音が出る仕組みの楽器です。

よく聞く音は金属管の音ですが、金管楽器っぽい音が出るトランペット管や、リコーダーのような音が出る木製管もあります。音色は多様ですね。

今回弾いてきたのは「電子パイプオルガン」デス。
電子パイプオルガン 

「電子オルガン」だと主にコンボオルガンのことを言うでしょうが、これはパイプオルガンをモデルに、音もパイプオルガンの音を出すようになっています。

パイプオルガンの鍵盤の周りには「ストップノブ」というのがついていて、これによって音に変化を与えます。

具体的には基本の音に「オクターブ上の音」「オクターブ上の完全5音上の音」……と音を重ねていく感じです。

考え方はコンボオルガンと一緒で、明確に「音作り」をするあたりDTMっぽさがあります。まぁもともと「一人オーケストラ」をあの鍵盤のある空間でしようとした楽器なのでDTMのご先祖と言ってもいいと思います。

今回「2段鍵盤」「足鍵盤」というのに初挑戦しましたが、案外行けますね。


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コントラバス・ウッドベース

2016.11.05(09:43) 86

弓で弾いてるものは「コントラバス」、指で弾いてるものは「ウッドベース」もしくは
クラシック弾いてるものは「コントラバス」、Jazz、POPs弾いてるものは「ウッドベース」と呼ぶことが多いでしょうか。

奏法やジャンルによって名前が一律に変わっている楽器は珍しいです。

まれにコントラバスのことをエレキベースに対して「アコースティックベース」ということがありますが、これは全く別の楽器(アコギのベース版)をさすことが多いので語弊を避けるためにもコントラバスに使うのは避けといたほうがよさそうです。

VSTの音源名で「アコースティックベース」って言われたら迷います。音が全く違うので。

弓で弾く(アルコ)の時は割と主張の強い音がしますが、ピッキングの時は丸めの音がしますね。

打ち込みの時はピッチのずれを演出するとそれっぽい。やりすぎると音痴になるので注意

今回弾いてきたのは「サイレントベース」
サイレントベース 

弦硬かった。マンションでの練習用になるかというと「下の階から文句言われるだろうな」というくらいにはなる。振動で(普段オーケストラを聞かない人には「音」かどうかもわからないかもしれない低音)。

その分、アンプから聞こえる音は文句なしの豊かさ。弓の感じや指の感じも拾ってて生々しい。けど、不要なノイズは乗りにくくていい。


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チンバッソ

2016.11.05(09:27) 85

オーケストラでごくまれに使われる楽器です。ヴィエナの音源には入っていたかな?

今回吹いてみたのはこちら、チンバッソの中でもノーマルなものではなくオリジナルな管配置。

チンバッソ 

分かりやすく言えば「F管ロータリーバストロンボーン」です。

高音から低音までとてもバランスがよく、ダイナミクスレンジも広い。ロータリーの動きも問題なし。

どういう場面で使うのかというと

・バストロンボーン使ってもトロンボーンの低音足りないなーってとき
・チューバあるけどもっと輪郭のはっきりしたバリバリの目立つ低音金管がほしいんだなってとき

要するにバリバリに目立つ迫力のある低音がほしいとき使います。

スライドがないので、打ち込みの時には注意。


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ウドゥドラム

2016.11.05(09:16) 84

VOCALOID曲でもよく聞く音を出してる楽器ですが、楽器の音というのはそれと知らなければ案外聞こえないものですね。

ウドゥドラムとは陶器製の穴の開いたツボです。穴じゃないところを手けてけ叩いたり、穴を勢い良く押さえて低音を鳴らしたり、穴をたたいて(TAP)「ぼよん」な音を出したり、プリミティブな割に芸の多い楽器です。

今回叩いたのはアルミ製で移動中割れにくい「aludu」です。

aludu.jpg 

・何もないところをテケテケ叩く→ウドゥらしい「陶器っぽさ」はない
・ブラシがついてる→ブラシの上からたたいたり、ブラシをゆすったりして楽しむ(ブラシは叩かれる側)
・ホール→たたき押さえてると低音がかなり伸びる。低音を伸ばしてる間にブラシで遊ぶと楽しい

ほしいぃなぁ(コレクター魂)

ちなみにウドゥの音使いたいけどどうしても無いという場合は大きめの塩ビ管を買ってきて穴をたたいたりなんだりすると似たような音が出ます。お試しください。


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古琴

2016.11.05(08:54) 83

「こと」というと皆さんが思い浮かべるのは「箏(そう)」という楽器です。今回は「琴(きん)」です。

琴 
全然違いますね。琴(きん)は箏(そう)と違って音程の変化はフレットレスに自分の手で付けるのです。なので一弦でいくつもの音階が出せます。

奏法としては三味線と似たようなことができます。もちろん三味線ほど激しくないですが。
フレットレスギターと似たようなこともできます。もちろんそんなに激しくないですが。

ただし、弦を押さえるのが親指という何ともなれないことなのでとても難しい。

楽器フェアのブースでは教則本とお香をいただきました。

古典で「琴をかなでたまふ」的な文章が出てきた場合、皆さん箏を思い浮かべますが、こちらであることが多いです。

しづかに、もののあはれを感じながら演奏する。そんな楽器です。

市販の音源で箏をサンプリングしたものはいくつもありますが、琴のものは見たことがありません。
使いたい人いるんでしょうか?


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テナーウクレレ・バスウクレレ

2016.11.05(08:38) 82

テナーウクレレはコンサートよりも少し大きく、フレットの間もそれなりの大きさになるので、ギターを弾いてる人はテナーのほうがソプラノやコンサートより弾きやすいと思います。

ソプラノは小っちゃくてギター弾いてる人には感覚がつかめないというかやりすぎてしまうのです。

チューニングも少し低いです。特に決まっているわけではないですがG調のことが多いですかね?4弦の音の開きは同じです。ちなみにギターの高音4弦も同じです(ただし最低音はオクターブ下)。

バスウクレレはゴムチューブみたいなぶっとい弦(今回試奏したのは左側)
BassUklele.jpg

どうせべろんべろんな音が出るんだろ、こんな長さで十分な低音が出る…訳…な……

出るのか!!

内蔵ピックアップにはチューナーもついていて、LOWとTREBLEのつまみもあります。トレブルを上げると確かにべろんべろんな音やはじいた音がしますが、ベース音はかなり太く豊かに鳴ります。

チューニングは普通のベースと同じ。

手のかなり小さい人にはとっても弾きやすいかもしれない。ただし弦がゴムなので滑らないのが惜しい。

ほしくなるなぁ(コレクター精神)


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ウクレレ

2016.11.05(08:24) 81

「ウクレレ」と言えばたいていの人が「あぁあれね」となる程度に認知度の高い楽器です。それでもわからない人にはギターのちっちゃいやつと説明します。

パイナップルウクレレ 

弦は4本 ナイロン弦で張力はかなり低い
種類は主に ソプラノ
      コンサート
      テナー
      バス
くらい。ソプラノとコンサートはコンサートがちょっと大きいだけで音域は一緒

チューニングはC調の場合

A
E
C(最低音)
G

両端のGとAは同じオクターブの音なので全音の開き。最低音の弦が端にないことに注意。

音としては
・リリースが少ない
・やわらかでまろやか(ナイロン弦らしい)
・ソプラノウクレレはあんまりチューニングしっかりしすぎない

打ち込みではクラシックギターと同様のテクニックを用いるが、基本ギターよりパラメータを動かしすぎない。

ストラムの打ち込みは弦毎のタイミングの差を再現すると思いますが、最初になるのは最低音弦ではないのに注意。


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Alter/Ego知ってますか?

2016.11.02(21:21) 80

世界には様々な歌声合成技術が存在しています。いろいろあって現在その最先端は日本と周辺アジア諸国なのです。

しかしもともと歌声合成技術はヨーロッパ生まれ。Alter/Egoはそんなヨーロッパのフランス生まれの歌声合成ソフト。

現在Alter/Egoで利用できる歌声ライブラリーはいくつかありますが、今回は無料の「Daizy」を見てみましょう。

日本語

英語

Daizyの対応言語は日本語とフランス語という謎仕様になっています。フランス語が歌えるなら英語も大体行けるでしょうから。英語が歌えないこともないです。

AlterEgo2.png 
もともと入っているデモフレーズは一体だれが考えたのかというラインナップになっています。

【特徴】

リアルタイムの歌声合成に強い
・とてもVSTらしいというかMIDIらしい挙動

同様にリアルタイム歌声合成に強いAquesToneと比べても私はこちらの方が演奏しやすいと思います。

歌声というのは基本モノフォニック(同時に発音できるのは一音だけ)なのです。モノフォニックな音源というのは基本音程が移るときポルタメントがかかります。

Alter/Egoはこれのおかげでいつも使っているモノフォニック音源と同様な演奏が可能です。それに対してAquesToneはポリフォニックなので、思っているのと違う演奏結果になってしまうのです。

キーボードやウインドシンセで演奏した際、レガートで演奏するとAlter/Egoはレガート・スラー・タイのように滑らかにつないでくれますが、AquesToneは音程が変わるたびに発音しなおします。

なので調声の段階で

「しゃくり上げをしよう!」

と思ったとき、AquesToneはピッチベンドを書くしかありませんが、Alter/Egoはポルタメントを利用するやり方もあるのです。


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VOCACONまとめ⑩ 滑舌と発音の沼

2016.11.01(13:56) 79

もともと管楽器を演奏していた身としては、正直歌詞は聞いていないのです(弾き語りができないから)。そんなこともあって「滑舌」に注目したことはありませんでした。

【UTAUの滑舌】

滑舌に関係してくる要素は、中の人と原音設定です。

中の人

中の人の滑舌が悪かったら、申し訳ありませんがどうにもなりません。

原音設定

滑舌が悪いといわれてしまっている音源はおそらく原音設定が間違っているのだと思います。先行発声のタイミングのミスをすると滑舌が悪くなってきます。

もう一つはオーバーラップの長さです。ここが長いと滑らかにつながりますが、早口に対応できなくなります。私は一定の値に決めずに、前の音素の右ブランクのあたりにオーバーラップを設けて左ブランクとオーバーラップの間は先行発声と子音区間の間の長さと同じくらいを目安にしています。

【発音】

滑舌のほかに「口の開き方」や「喉の締め具合」など「声」に関するパラメーターはほかにもたくさんあります。しかしこれらをすべて音源にして収録するといくらあっても足りないので、これはフラグでの調声で対応してもらうことになります。

VOCALOIDならGENやBRI・OPEをいじるでしょう。それと同様にしてUTAUも調声することになります。




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VOCACONまとめ⑨ 録音とトリートメントと初心者向け・上級者向け

2016.11.01(13:22) 78

【録音とその後のトリートメント】

録音の時に残響やノイズ以外に気を付けるべきなのが「マイクプリアンプ」です。と言ってもそこまで気を付けることはないのですが。ポイントは「無個性で上質なマイクプリ」を選ぶことです。

たまに、ボーカルの録音に限らず真空管プリアンプを使う場合があります。これはこれで別にいいのですが、ここでの「味付け」はUTAUでの編集もまだ残っている状態ですので、かえってその後のMIXやマスタリングの自由度を奪ってしまう可能性があります。

録音後にもファイルには下手に手を加えない方がいいと思っています。リップノイズとその他ノイズを消したらそのままでいいのではないでしょうか。

ポイントは「下手にいじらない」

【初心者向けと上級者向け】

「良UTAU音源」と言いながらそれが「誰にとっての」良音源であるかについてはあまり触れることができませんでした。ターゲットは重要な要素ですね。

UTAUは無料の歌声合成ソフトであるので、中学生や高校生など「VOCALOIDやってみたいけどお小遣いではどうにもならない」という人が多いようです。

そんな初心者の皆さんが求めるものは何かといえば

「簡単に上質なものが作れること」

でしょう。もちろん質を上げようと思えば、連続音やCVVC音源を使うことは必須になってきますが、初心者ですので「簡単に」ということが重要なのです。

一般的なソフトであればこの辺はGUIデザインを変えるだのなんだので対応していくのでしょうが、UTAUは音源からのアプローチが可能です。

1.単独音であること、もしくは単独音として利用可能であること
2.ナチュラルな歌声で挙動が安定していること(要するによく言うことを聞く素直な音源であること)
3.WAVEファイルに出力した後トリートメントが少なくて済むこと

あたりは必要だと思います。

2.は中の人の声質と、正しい原音設定により実現され、3.は録音から設定までの間の作業によって実現されるでしょう。

私はその後の上達も含めて考えると単独音として利用可能であるほかに連続音やCVVCとしても利用可能である形式を推しています。

こうすることで初心者から上級者まで対応できるライブラリになれると思っています。


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VOCACONまとめ⑧ 宅録とノイズと中の人(=姫)

2016.11.01(12:57) 77

【宅録とノイズ】
UTAU音源は多くの場合「自宅で深夜にこそこそと録音」することが多いです。

製品でもなければ、有償でもないしましてやお遊び程度のものだったりするので、そこにお金をかけることはないし、そもそもUTAU自体が「VOCALOID持ってないので…」から始まっている以上、経済的な余裕はないんですね。

そんなわけでUTAU音源でよくあるのが

・ハムノイズやエアコンのノイズが載っている
・変な残響音が残っている
・声が小さかったりおどおどしている

などです。

ノイズに関してはエアコンはもちろん切るというのと「蛍光灯も切る」とノイズが減るみたいです。ここからもノイズが出ているというのは盲点でした。

録音後にGateエフェクトでノイズリダクションという方法もありますが、これもお金をかけないといいものは手に入らないのです。フリーのものには限界があります。そういえばそもそもフリーでゲートってあんまり見ないかもしれない。

ノイズが載るような環境だったり宅録ではリスニング環境が悪かったりしてノイズが載っていても気づかないということも多いようです。

だからと言ってスタジオで録音しようとすると、これもまた残響をなくす努力は同じくらい必要になってきます。バンドの練習もできるようなスタジオだと余裕でお隣の音が漏れてきて話にならないですし。

プロの方によると
「押入れが最強」とのこと。中にある布団が音を吸ってくれるので残響音がない。

また、Airbnbで別荘一つ借りちゃってとるというのもありだそうな(高くつくけどスタジオより安い)

まとめると
「郊外の閑静でお隣さんとの距離もある一軒家の押し入れで、部屋の電気もエアコンも消して録音」がベスト。

【中の人の体調と気分】

思いっきり歌える環境は必要最低限です。音源の魂である中の人は「姫待遇」で行きましょう。全力で気分がよくなるようにおもてなしいたしましょう。どんなにその他で頑張っても、ソースがダメではどうにもならないです。

中の人の体力を考えるとやはり収録時間も長くはできないです。


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VOCACONまとめ⑦ 音源の容量と名前

2016.11.01(12:28) 76

【音源の容量とスピード】

DTMの世界では「音源の容量」は重要なポイントです。品質を上げようとすれば容量が大きくなっていくことが多いので、いくつも音源を入れているとすぐにHDDがいっぱいになってしまう、というのもありますが、

「スピード」です。

多くのVSTは処理にかかる負荷とスピードが重要になってきます。

UTAUはそもそも本体の仕様としてリアルタイム性がないので、容量が大きくて遅いとか小さくて速いとかいうこともなく、どちらかというと合成エンジンとの相性によるところが大きいです。そのためUTAU音源の配布ページには「推奨エンジン」が書かれていることもしばしばあります。

【表情音源の名前】

容量のついでに。ノーマルの音源のほかの表現力アップのための追加音源を「表情音源」と言いますが、UTAUだとここに「素敵な花の名前」とか「美しい日本語」などがつかわれることが多いです。

とても情緒があっていいのですが、「これはどういう声質の音源なのだろうか」と思うことはしばしばあります。

私は表情音源を作るときはシンプルに「Power」「Soft」と名付けて、エイリアスも「PC4(PowerC4)」と名付けています。


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VOCACONまとめ⑥ 収録時のBGMと発音

2016.11.01(12:16) 75

【収録時のBGM】

UTAU音源の収録時には、ピッチの目安としてBGMを聞きながら発音します。このBGMによって中の人のテンションが違ったりするので、結果として

・ノリのいい音源ができる
・声がわりかし元気
・BGMによってジャンル特化型音源になる

などあります。

実は多くのVOCALOIDの名曲たちはBGMとして利用可能です。

メルトを聞きながら「ああいあうあ」と同じ音程で歌う

BGM めーると とけてしまいそおおー すきだなーんて ぜったーいにい えーなーい
歌う あーあーいーあーうーあ        いーいーうーいーえーいー    (ずっとE4)

という感じ、それなりに音感がある人ならいけます。

【発音】

リストの製作者や中の人、音源製作者によって収録する音素はさまざまです。「ヴぁ行」「くぁ行」「巻き舌ラ行」などはあるものとないものがあります。

なんにしても「自分が歌っている音素が正しい発音かどうか」というのはなかなかわかりません。「くぁ行」を歌っているつもりでも「カ行」になっていたりなんてことは日常茶飯事です。

そこで、「BGMにお手本発音も載せておくのはどうか」という意見がありました、なるほど!と思いましたので、今度やってみます。

  



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VOCACONまとめ⑤ UTAU音源の用途とコンセプト

2016.11.01(11:57) 74

【UTAU音源の用途とコンセプト】

一つの音源がオールランドに様々な曲に使えるというのもメリットでしょうが、「ある方面に特化した音源」というのも、需要があるようです。

・Jazz向けなど「ジャンル特化型」
・バス音源など「音域特化型」
・デスボ音源など「表現特価型」

ほかにもいろいろあるでしょう。

例えば「ボイスパーカッション音源」

需要がないでもないみたいです。UTAUでアカペラしたいというのは確かにちょっと思ったことはあると思います。しかし、ここで「バスがうまい音源が見つからない」「ボイパ音源がない」という問題にぶち当たるんですよね。一応存在はします。ボイパ音源。

「バス・テノール音源」

歌声合成は男性の声が苦手なようです。しかしながら需要はそこそこあるので、男性音源だというだけである程度の評価があるようです。女性っぽかったり高い声の男性音源はなくもないようですが、どちらかというと渋い声や落ち着いた感じの低い声が少ないですね。

「ショタ音源」

いろんなところで「ショタ音源がほしい」という意見は割と聞きます。VOCALOIDでショタ音源と言えばレン君とオリバー君あたりだと思います。

リアルショタの音源を作るのはかなりの難易度でしょう。とりあえず声変わり前の少年を録音することの難しさです(いろんな意味で)。

そんなわけで「女性が出したショタ声音源」を作ることになると思います。かなりの需要があるみたいなので、ねらい目ですよ。

余談ですが、女性が出したショタ声というのはとても特殊なフォルマント特性を持っているようで、ほかの音源に比べてボイスチェンジやフォルマント操作での挙動が違います。


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VOCACONまとめ④ UTAUキャラクターの見た目と設定

2016.11.01(11:41) 73

【UTAUキャラクターの見た目と設定】

数えきれない(もう1万行ってるのでは?)ほどのUTAU音源の中で有名になるための要素として「ビジュアル」というのは確かに大きなものかもしれません。

VOCACON「良UTAU音源を作る」企画ではビジュアルの話はほとんどしませんでした。なぜかというと私の中にその発想がなかったからです。

1.見た目

ニコ動やYouTubeで動画をアップした場合、その動画をクリックしてみるかどうかというのはほとんど「タイトル」と「サムネ(サムネイル)」の力です(今回は知名度の話はしない)。

配布動画の場合タイトルは大体「【音源名】曲名カバー【音源配布】」になると思います。ここに個性も何もないわけです。サムネにはほぼ確実にキャラクターが映っているわけなので、ここが勝負になるのでしょう。

1万も音源があれば見た目が被ったってなんの不思議もないわけですが、「ほかの音源とは違う」という個性はやはりほしいです。

VOCALOIDの「音街ウナ」はその見た目の奇抜さから「UTAUじゃないか」と言われることがありました。

UTAUは「商業目的でない」のでいくらでも自由にできるのです。その分「UTAUのキャラクターは奇抜」というイメージがあるようです(VIPPERLOIDの影響もあるでしょう)。

ただし、あまり個性を強めすぎると「二次創作がしにくくなる」という問題が出てくるようです。
VOCALOIDのVY1はこれに対処してキャラクターなしという選択をしたようです。いちいち設定資料を見ながらじゃないと描けないというのは発展の妨げになるので、狙いどころとしては、

「絵にかきやすいシンプルさと個性の両立」

だと。難しそう。

同志社の会長ロイドはキャラクターが「メガネ」単体という実にシンプルながら個性的なものになっています。「メガネが本体」というやつですね。これがどう働くかは別として、ビジュアルについてもまだまだいろんな議論がありそうです。

2.設定

VY1にはキャラクターがいない以上キャラクターの設定というものも存在しません。対してアノンカノンにはかなり細かい設定があります。

もちろん設定があるからと言って律儀にその通りやらないといけないことはないのですが、「設定」が用途を限定したり二次創作の自由度に作用することは大いにあるようです。

鏡音リンレンを「双子設定」にするとそのたびに突っ込みが来るということもあります。

設定をつけすぎるのも問題があるようですが、設定によって曲のアイデアが生まれたり、キャスティングをしたりということもあるようです。

それこそ双子曲が来れば、ほぼ迷いなく鏡音リンレンかアノンカノンを使うことになるでしょう。

そういう点では「設定が全くない」というのも自由すぎてやりにくい部分があるようです。


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VOCACONまとめ③ 良音源と配布動画(および曲の力)

2016.11.01(11:12) 72

【良音源と配布動画】

UTAUの音源配布をするときは基本的に有名なVOCALOID曲のデモカバーを投稿します。ここでいくつかの疑問が発生します。

1.良音源になるためには「どの曲をカバーするか」も大事な要素なのでは?

  大事だと思います。VOCALOID初期の名曲たちをカバーすることで

  ・話題性がある
  ・曲の力を借りることができる
  ・他にもカバーがたくさんあるので聞いてる人々は比較がしやすい
  ・「曲名」で検索したときにふいに配布動画がヒットして目に留まる

  などなど恩恵があります。

2.UTAU音源の人気は、正直配布カバー曲の「曲の力」なのでは?

  少なからずあるでしょう。着目していただきたいのは「名曲のカバーで配布した音源が人気音源になるとは限らない」ということです。

  もし、「千本桜のカバーで配布動画を作ったらその時点で人気音源になることが決まったも同然」だったらみんなそうするのですが、現実そうもいかないのです。

  結果、「名曲の良さを十分に発揮できるだけの表現力を持ち合わせているかどうか」で視聴者の皆さんは良音源かどうかを判断しているのだと思います。


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VOCACONまとめ② 大学VOCALOIDサークルの規模と連続音の収録時間

2016.11.01(10:55) 71

VOCACON「良UTAU音源を作る」関係の補足と言い訳です。

【VOCALOID研究会Arpeggioの規模について】

あくまで、「おそらく」世界最大「級」の大学VOCALOIDサークルです。正直なところ実際にはそれなりに中高大学にはVOCALOIDサークルがあるらしいのですが、どうもWeb検索でもうまいことヒットしなくて、把握できていないというところなのです。

かなり規模が小さかったり、非公認だったり、HPを持っていなかったりで、なかなか交流も持てていなかったりしています。

【連続音の収録時間】

VOCACONでは「連続音の収録には40分以上かかる」というようなことを言いました。これは

・OREMOで録音
・収録方法は「自動録音その2.「r」を押すとBGMをループ再生し、自動的に録音状態になり、自動で収録音が切り替わる。」に設定。
・6モーラリスト
・bpm=120
・休憩時間含まず
・リテイクなし
・1音階

という条件下の時間です。

もちろん

・DAWでBGMを流しながら録音
・収録音の切り替えにかける時間は1拍
・7モーラリスト
・bpm=150
・休憩時間含まず
・リテイクなし
・1音階

の場合理論上15分程度で録音可能になります(やったことないのでわからない)

ここで、連続音CVVC併用リストを使うと、おそらく10分で「連続音と同じ滑らかさの音源」が作れるのではないかと予想。

今度実験してみます。


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VOCACONまとめ① 「この子を良音源にしてください!」結果

2016.11.01(09:36) 70

2016VOCACON、2日目の「良UTAU音源を作る」企画にはプロから技術者から実に多くの人々が来てくださいまして大盛況でした。ありがとうございます!!

【1.この子を良音源にしてください!……の結果。】

廊下にバーンと「そこのプロデューサーさん!この子を良音源にしてください!」って張り紙(A4×18枚)をして、その下にノートを置いて書き込んでもらえるようにしていました。

VOCACON01 

結果

・アホ毛(大事)
・脇を出す(大大事)
・(通常)見えないところにもこだわる(しま)

・単独音でもいろいろな曲に会う感じの音源がほしい
・ショタ音源が少ないのでほしい
・ノイズが少ない方がよい

……となりました。


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2016年11月
  1. パイプオルガン(11/05)
  2. コントラバス・ウッドベース(11/05)
  3. チンバッソ(11/05)
  4. ウドゥドラム(11/05)
  5. 古琴(11/05)
  6. テナーウクレレ・バスウクレレ(11/05)
  7. ウクレレ(11/05)
  8. Alter/Ego知ってますか?(11/02)
  9. VOCACONまとめ⑩ 滑舌と発音の沼(11/01)
  10. VOCACONまとめ⑨ 録音とトリートメントと初心者向け・上級者向け(11/01)
  11. VOCACONまとめ⑧ 宅録とノイズと中の人(=姫)(11/01)
  12. VOCACONまとめ⑦ 音源の容量と名前(11/01)
  13. VOCACONまとめ⑥ 収録時のBGMと発音(11/01)
  14. VOCACONまとめ⑤ UTAU音源の用途とコンセプト(11/01)
  15. VOCACONまとめ④ UTAUキャラクターの見た目と設定(11/01)
  16. VOCACONまとめ③ 良音源と配布動画(および曲の力)(11/01)
  17. VOCACONまとめ② 大学VOCALOIDサークルの規模と連続音の収録時間(11/01)
  18. VOCACONまとめ① 「この子を良音源にしてください!」結果(11/01)
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