中国の高機能で無料な歌声合成ソフト「Sharpkey」の日本語情報を集め、私自身もちょっと記事書いたりするページです。
※筆者はSharpkeyの開発運営者とは関係ありません。
※このページは完全なる非公式、非公認です。
※積極的なサポートは行っていませんが、重要そうなコメントは拾う可能性があります。
【Sharpkey概要】
Sharpkeyは中国のboxstarさんが開発した無料で利用可能な歌声合成です。
2017年11月末時点ではキャラクターが3人(うち2人が公式ページで配布中)
2018年3月時点では5人になりました
【Sharpkey本家HP】
http://www.sharpkey.net/
【Sharpkey日本語記事まとめ】
VNNさん(もっとも古い日本語記事)
新合成エンジン「Sharpkey」と中国語歌声ランドリー「幻晓伊」登場!
VOCALOID LINKさん
MUTAに続く中国発歌声音声合成技術SharpKeyと専用ライブラリ幻晓伊がリリースされたそうで。
うち①(Sharpkey機能紹介)
VOCALOIDとUTAUとCeVIOを混ぜたような中国の歌声合成「Sharpkey」
うち②(日本語音源登場)
【導入方法】
【使い方、講座等】
・中級:幻晓伊に日本語を歌わせてみる(1)歌詞打ち込みテクニック
・中級:幻晓伊に日本語を歌わせてみる(2)ノート分割&音素パラメーター
・中級:幻晓伊に日本語を歌わせてみる(3)交叉パラメーター
【利用規約について】
Sharpkey音源の利用規約 解説
【キャラクター】
音源聞き比べ記事
幻晓伊(HuanXiaoYi)ホァンシァオイ
中国語音源
年齢:17歳
生年月日:7月21日
身長:165cm
公式絵:MQ
名前の由来:幻=夢幻 晓=破晓=夜明け 伊=伊始=始め
琪亚娜(QiYaNa Kiana)ツィヤナ キアナ
【SK Galaxy情報】
UTAUのCVVC音源の開発・運営者(もしくは開発グループ)を公募し、Sharpkey上で動くライブラリを共同制作する企画。
まだ情報が足りてない部分が多く、ちょっと不安も残るので前例を待つのが吉かと思われます。
現在中国のUTAU音源さんが応募しているようなので情報を待ちます。
※筆者はSharpkeyの開発運営者とは関係ありません。
※このページは完全なる非公式、非公認です。
※積極的なサポートは行っていませんが、重要そうなコメントは拾う可能性があります。
【Sharpkey概要】
Sharpkeyは中国のboxstarさんが開発した無料で利用可能な歌声合成です。
2017年11月末時点ではキャラクターが3人(うち2人が公式ページで配布中)
2018年3月時点では5人になりました
【Sharpkey本家HP】
http://www.sharpkey.net/
【Sharpkey日本語記事まとめ】
VNNさん(もっとも古い日本語記事)
新合成エンジン「Sharpkey」と中国語歌声ランドリー「幻晓伊」登場!
VOCALOID LINKさん
MUTAに続く中国発歌声音声合成技術SharpKeyと専用ライブラリ幻晓伊がリリースされたそうで。
うち①(Sharpkey機能紹介)
VOCALOIDとUTAUとCeVIOを混ぜたような中国の歌声合成「Sharpkey」
うち②(日本語音源登場)
Sharpkey初の日本語音源「Inari(稲荷)」
【導入方法】
日本語版Sharpkey:ダウンロードの方法など。記事出来ました。こちら
中国語版Sharpkey:ダウンロードの方法など。記事できました。こちら
【使い方、講座等】
・初級:日本語を歌わせてみる
・初級:日本語音源の特殊ノート
・初級:特殊ノート[-], [0], [br]・中級:幻晓伊に日本語を歌わせてみる(1)歌詞打ち込みテクニック
・中級:幻晓伊に日本語を歌わせてみる(2)ノート分割&音素パラメーター
・中級:幻晓伊に日本語を歌わせてみる(3)交叉パラメーター
Sharpkey音源の利用規約 解説
【キャラクター】
音源聞き比べ記事
幻晓伊(HuanXiaoYi)ホァンシァオイ
中国語音源
年齢:17歳
生年月日:7月21日
身長:165cm
公式絵:MQ
名前の由来:幻=夢幻 晓=破晓=夜明け 伊=伊始=始め
琪亚娜(QiYaNa Kiana)ツィヤナ キアナ
SK Galaxyで作られたSharpkey初の日本語音源。
詳しくはこちらグローバルバーチャルシンガー・サポート企画 -SK Galaxy-😃 pic.twitter.com/0p26ecFoux
— boxstar (@boxstar_hx) 2017年10月13日
UTAUのCVVC音源の開発・運営者(もしくは開発グループ)を公募し、Sharpkey上で動くライブラリを共同制作する企画。
まだ情報が足りてない部分が多く、ちょっと不安も残るので前例を待つのが吉かと思われます。
現在中国のUTAU音源さんが応募しているようなので情報を待ちます。
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くろ州の合成音声備忘録
「野生のVOCALOID」といわれることもあるフリーソフト「UTAU」をVOCALOIDユーザーさんにお勧めするにはどういう視点で語るのがいいかというのを考えてみました。
こういう記事を書くときに気を付けないといけないのは
・VOCALOIDをdisったら燃える
・ごり押し押し付けも燃える
・最終的に結論は「お好みで」になる
というところ。
こういう記事を書くときに気を付けないといけないのは
・VOCALOIDをdisったら燃える
・ごり押し押し付けも燃える
・最終的に結論は「お好みで」になる
というところ。
念のため私の立場を明示しておくと「VOCALOIDもUTAUも両者好きでよく使う。加えて世界の歌声合成に手を出す」人です。UTAU音源も作っています。よろしくお願いします。
【Point 1 無料】
【Point 2 大量】
【Point 3 多様性】
【Point 4 音質 音源クオリティー】
【Point 5 ピッチコントロールとビブラート】
【Point 6 表情音源】
【Point 7 調声晒し】
【Point 8 難点】
【まとめ】
【Point 2 大量】
【Point 3 多様性】
【Point 4 音質 音源クオリティー】
【Point 5 ピッチコントロールとビブラート】
【Point 6 表情音源】
【Point 7 調声晒し】
【Point 8 難点】
【まとめ】
くろ州の合成音声備忘録
初音ミクが世界に現れて早10年。全国の大学でボカロ部や同好会ができては消えできては消えを繰り返してきました。
そんな中、現在活動していることを私が認知出来ている4つの団体とそれぞれ対談することができたのでその内容をざっくりとまとめたいと思います。
この記事に出てくる団体は
・大阪市立大学ボカロ部さん
・同志社大学VOCALOID研究会Arpeggioさん
・北海道大学ボーカロイド同好会さん
・早稲田大学VOCALOIDファンクラブさん
です(50音順)。
【基本情報】
・大阪市立大学ボカロ部
所在:大阪
人数:約20人
部費:無し
年数:2017年時点で4年目
部長:創始者
部室:無し
補助金:無し
特徴:攻める広報によって広報力が高い
外部にも公開されるプロジェクションライブが目玉企画
かなりアットホームに自由に活動
モーションキャプチャーも使ったMMDが活発な印象
クリプトンの割合が高め?
・同志社大学VOCALOID研究会Arpeggio
所在:京都
人数:約50人
部費:500円
年数:2017年時点で7年目
部長:6代目
部室:無し
補助金:無し
特徴:作曲、演奏してみた、イラスト、踊ってみた、歌ってみたなど活動は多岐にわたる
関西ボーパラでのCD頒布やバンド、ダンスステージが公開された活動
月1回の総会と週1、2回の昼食会が日常の活動
同志社以外の学生も入会可能
・北海道大学ボーカロイド同好会
所在:札幌
人数:約30人
部費:無し
年数:2017年時点で2年目
部長:創始者
部室:無し
補助金:無し
特徴:去年できた比較的新しい団体
日々の活動は週1回3時間ほどの集まり(布教会)
ボーカロイドの趣味を共有し摂取する
クリプトンさんと何かしたり、雪まつりに出店したら目玉になるのでは|д゚)チラ
・早稲田大学VOCALOIDファンクラブ
所在:東京
人数:約90人
部費:500円
年数:2017年時点で4年目
部長:2代目
部室:無し
補助金:無し
特徴:ボーカロイド趣味を共有し摂取する
月1回の総会と布教会が日ごろの活動
イラストに強い
地の利を最大限活用したイベント参加
【類型】
見てみるといくつかの類型に分けられることがわかる
・創作系と摂取系
ボカロ趣味を共有するため集まってボカロ曲をお勧めしあったりイベントやグッズの話をする、文化を摂取する部と(摂取に加え)自ら作曲したりプロジェクションライブなどを作る創作系とに分けられる(分ける意味はない)
・ミク部、クリプトン部、ボカロ部、歌声合成部
主にミクの話でもちきりになるところ、クリプトンに全意識を集中するところ、ボカロキャラ全体に趣味が広がるところと、歌ってみたやUTAU他の歌声合成にも手を出す雑多なところなど様々。何ができてもできなくてもどんな趣味でもウェルカムで、来るもの拒まず去る者追わず自由な気質が強い
【共通した傾向】
・どの団体も部室、補助金がなく共有財産を所有しにくい状況にある
例えば団体共用のパソコンにミクをインストールしようってなった時に、パソコンの置き場と金がない。部室と金が切実に欲しい
・日々のイベントのネタ切れ感が強い
曲をお勧めしあう、ボカロ関連の話をする、たまにパーティー的なことをする、イベントに参加する、カラオケに行く。など、年度の後半になるにつれどうも新鮮さにかけることになる。ほかの団体と交流したりコラボしたりしたい
・VOCALOID以外の歌声合成ソフトと周辺文化
VOCALOID、特にクリプトンや初音ミクの存在感が確かに強いですが、クリプトン以外のVOCALOIDやUTAU、CeVIO他歌声合成、および歌ってみた、踊ってみたを摂取する人も多く所属しています。近年では歌ってみたに興味があって入部する人も結構増えてきました。早稲田大学には内部組織としてUTAUファンクラブ(UFC)が存在したり、別サークルとして踊ってみたサークルが存在したりもします
・団体の存続と技術、文化の伝承
どうしても歴史が浅くなるのでだんだん人が減っていって自然消滅する危険性がある。活動の前例になるサークルが少ないうえ、まだ卒業生がいないレベルで活動歴が短いのでかなり試行錯誤しながら運営していくことになっている。そういう意味ではほかの団体との交流は意見情報交換という意味で有意義。また、持ちうる技術や文化がかなり個人所有のものになっているためきちんと意識して伝承していかないと、次年度以降できなくなるイベントが存在する
・広報
ボカロ部の情報は探してもなかなか見つからなかったり、古かったりしてなかなかお目当てのものにありつけないです。さらに、広報担当が特にいなかったりそもそも広報で何を発信すればいいのかわからなかったりと認知度上昇のための手段に戸惑いがある印象。ただし、広報せねば部員は増えないのです
・人数が増えると人間関係がもつれだす
ボカロに関係なくよくある事。ただ、あんまり派手にやって炎上したりすると必要以上にたたかれやすい(後ろ盾がない)ので、穏便にしたいところ。ボカロ部は静かに暮らしたい
【ボカロ部の今後】
活動歴の浅いサークルが多いということはすなわち「これから発展していく」ということ。ポジティブにとらえましょう
世間的にまだ風当たりが強い面がありますが、VOCALOID含め歌声合成文化がいくらか安定しだしてきている今は結構安心して活動できるようになりつつある時期ではないでしょうか
イベントに参加するサークルとはまた違って、それなりの規模と組織があるので地方のオフ会の拠点として活動できることもあるのでは?という意見もあったりして
クラブサークルも去年から今年にかけて早稲田さんがイラスト本を頒布したり、同志社のCD政策が増えたり踊ってみた班が新設されたり、大阪市立では設備投資でプロジェクションライブのモーションが進化するかもとか、北大さんが人数増やして活動の情報を積極的に摂取したりしてるのでこれから期待できるんじゃないでしょうか。団体同士のコラボも増えるかも
【まとめ】
今後の大学ボカロ部に期待。
記事はまじめな感じになりましたが、対談はたいていミク廃とオタクが集まるのでくだらない話もオタク感満載のトークも炸裂しています(むしろその時間のほうが多い)。ほかの大学のボカロ部もあったら会いに行きたいですね。情報お待ちしています。
くろ州の合成音声備忘録
UTAU音源はそのほとんどが無料で入手出来て無料で使えます。CeVIOではハルオロイドミナミという無料ライブラリがあります。
じゃあ、VOCALOIDは?
「ランタイム版Library unity-chan!」
ですね。
ただし今回は結構ハードルが高いので注意です。
今回はUnityとかわからん。ただUnity-chan!を歌わせたいだけなんだ!という記事です。
以下目次
・コーディングします
くろ州の合成音声備忘録
今回は京都精華大学でコンピューター音楽や音楽教育を教えていらっしゃいます「落 晃子」先生と対談してきました(@同志社)。
落先生は本務校京都精華大学のほかに同志社女子大学や帝塚山学院大学などでUTAUを使った授業も行う先生です。
ちなみに私は同志社VOCALOID研究会Arpeggioの学生です。
【対談の経緯】
UTAU音源Marineの中の人「うちの先生は授業中にUTAUを使う」
私「何それ対談したい」
~数か月後~
Mari中「対談取り付けてきたよ」
私「やっっっったああぁぁぁぁああああぁぁ!!!!」
「歌声合成と教育」というなかなか珍しいテーマの対談になりました。
【内容1 大学における音楽の授業と歌声合成】
Q.授業でUTAUを使っていると聞いたのですが、どういう風に使われているのでしょう?
A.作曲の授業をするときに「メロディーづくり」の導入として使っています。同時に打ち込みの練習するのにも使えます。
大学での授業で使われているのはMac版のUTAU-Synthのほうだそうです。メロディーを担当する楽器としてはもちろん歌声以外もありますが、ジャンルの特性(授業はアニメ・ゲーム音楽を扱うものらしいです)からしてシンセリードかボーカルになりますね。メロディーをイメージするのにはいい楽器なわけです。そういう意味ではVOCALOIDでもCeVIOでもいいわけですが、「日本語で」「無料で使えて」「クオリティーの高い歌声」を合成するという目的ではUTAUが適任なのでしょう。無料が強い。
打ち込みの練習としても使えるらしいです。基本的にはモノフォニック(同時発音が1音のみ)なのもよいのかもしれません。ここでMac版を使う意味が出てきます。もちろんハード的な意味で使っているというのが大きいわけですが、Mac版UTAU-SynthはMIDI打ち込みに近いんですね。
※UTAU-SynthのUI
Windows版のUTAUは休符を打ち込むというMIDIの打ち込みからしたらおかしな仕様になっているのでこの用途には不適切なわけです。私は「伝統的な楽譜」があってそれを打ち込むとかいう場合であればありかなとは思います。
※Windows版UTAUの休符
さらにいうと、メロディーづくりをわかりやすくするためにUTAUを使っているので連続音だとかCVVCだとか技術的な内容は触れる必要がないんですね。Windows版UTAUの初心者躓きポイントの一つである音源形式は作曲者からしたらシステムの中で自動でうまいことやってほしい所です。「あか」って入力したら「あか」と歌ってくれればいいのです。
Windows版UTAUでは基本その辺を意識しないといけないわけですが、Mac版UTAU-Synthではその辺は意識しなくても勝手にしてくれるので都合がよいのです。
DTMをやってる人からすると当たり前の事ではありますが、MIDI(=楽譜データ)とオーディオ(=波形データ)は別物です。これを感じるのにもちょっといい点があるようです。レンダリングですね。UTAUのシーケンスデータはMIDIとはまたちょっと違うわけですが、楽譜データ→オーディオデータにする段階でタイムラグがある(レンダリング中)のでなんとなく別物なんだなーということが感覚的にわかることもあるそうです。
【内容2 UTAUとの出会い】
Q.そもそもどこで歌声合成やUTAUを知ったのでしょう?
A.現代音楽の人脈の中で知りました
考えてみれば普通の事ですが、現代音楽と歌声合成ってかなり相性がいいんですよね。むしろ初期のボカロ曲の、人には歌えない速さとか高さは現代音楽的アプローチとしてみることもできるかもしれません。
そんな中で初音ミクの「ミクロコスモス」を作った方との交流から歌声合成に興味を持ったそうです。
UTAUを知ったのは無生物音源(歌う無生物)がきっかけだったそうです。
これもまた考えてみればしっくりくるんですが、UTAU無生物と現代音楽もいろんな意味で相性抜群なんですね。
【内容3 歌声合成と日本のICT教育】
教育のお話になりますが、日本は現在ICT教育を激推ししておりまして音楽教育にもその影響が現れだしているそうです。音楽に限らないことですが、ICT教育は今のところ「今までもやっていたことだが、ICTを導入すると便利になる」ということであれば特になんということもなく浸透していきそうな雰囲気はあります。もちろんまだ機械不信な先生もいるらしいですが、問題は「ICTによって現れた今までにないこと」です。
という話を掲げておいて、「VOCALOID教育版」の話に移ります。
YAMAHAさんの授業指導案などを見ると、VOCALOID教育版の使いどころは「作曲」のようです。皆で共同作曲をするという授業の中で自由に歌わせられる(音程に関しては自分で歌うよりも正確)VOCALOIDをいじり、試行錯誤しながら作詞作曲していくことで云々ということらしいです。
で、最終発表という段になると生徒が自分たちで歌うんですよね。つまり仮歌を作る用途での利用となります。
作曲する段において試行錯誤がしやすい(人が歌うより再現率が高い)のは確かに便利かもしれません。
小学生を授業の対象としたときに、メロディー作りましょうってなってパソコンから歌声が出てきたらかなりテンション上がるんじゃないでしょうか。小学生のモチベーションを保つのにもってこいの題材ですね。
歌声合成からはちょっと離れますが、シンセサイザーの話をしました。
「ICTによって現れた今までにないこと」の一つとして「シンセサイザーでの音作り」があるとのことでした。
今までは作曲するにしても「音作り」はしなかったわけです。木琴を使うのか鉄琴を使うのかという「音選び」です。DTM的に言えばプリセット。
シンセサイザーでの音作りはプログラミングの観点からも面白く、音楽的な意味でもとても楽しい作業ですね。つまみをいじったりモジュールをつないでみたりして実験しながら好きな音を探っていきそれを使て曲を作る。とても魅力的ですよね。こういうのは知育玩具にも現れました。「リトルビッツ」というもので、ブロックのようにつなげたり外したり組み替えながら音を作っていきます。
今までにないことを受け入れるのは時間がかかりそうでもありますねー。
【内容4 小話】
初音ミクとDX7
初音ミクのデザインには往年の名器と言われるハードウェアが混ぜ込まれているわけですが、これはDTM黎明期からDTMをはじめ衰退期にも生き延びていたDTMerをターゲットにした結果と聞いたと聞きました(二重伝聞)。確かに初音ミクが出たときの若者にDX7って言っても通じないですよね。キャラ絵と萌え文化の関連で若者もターゲットにできたのは強い。
CeVIOで授業
風邪をひいて声が出ないときにCeVIOトーク機能であいさつしてみたらバカ受けだった話。それでこそTTS(TextToSpeech)。
仮歌に学習系歌声合成
仮歌に歌声合成を使う流れは来ているという話。VOCALOIDだとさすがにベタ打ちでは物足りないのでCeVIOのような学習系の歌声合成を使うのもあり。VoiceTextのようにベタ打ちでかなり勝手に表現してくれるものもある。仮歌にしては表現しすぎかもとも。
Renoid
WindowsでもMacでも関係なく使えて、上記の教育的要求に十分に耐えられる歌声合成と言えばRenoidPlayerですよと言う話。
肉声至上主義の学校
先生も都市伝説だと思っていたらしいですが、お昼の放送でボカロ曲禁止という学校は実在するという話。教育的に考えて別にVOCALOIDが歌ってても別に問題ないと思うんですけどねー思想傾向としてちょっと流しにくい曲はピンポイントであったりしますが、それはVOCALOIDのせいではないですよねーという雑談。
京都精華大学
Q.精華大学では夢眠ねむさんと黒田亜津さんのVOCALOID授業イベントがありましたが先生は関係ありますか
A.私ではなくて別のVOCALOID先生です
同志社女子と帝塚山
Q.この二つの大学では蔵書検索するとUTAUパーフェクトマスターがヒットするんですが何か関係ありますか
A.シラバスに書いたら入ったみたいですね
UTAU他歌声合成を使った授業をする先生
ほかにも歌声合成ソフトを使った授業を行っている先生はちらほらいるそうです。初音ミク文化論みたいなのはたまに見ますが音楽の授業もやはりあるんですね。
授業中にUTAU音源収録
作曲の授業ではヘッドフォンしながら大学生たちがDTMしているらしいですが、先生も含めて静かにしてるのでそれを利用してマイクを持ち込んでUTAU音源を作って使った生徒さんがいたらしいです。90分あれば何でもできますね。講義中の先生を録音するというのは定番ですね。
なかなか聞けない教育と歌声合成&シンセサイザーのお話でした。
くろ州の合成音声備忘録
歌声合成を使って作曲してる人の中には「歌詞がどうしてもかけない!」とか「自分で書いてもちゃちい」とか悩んでる人がいっぱいいるんではないでしょうか。
「迷句リリ」はそんな人でもボタンをポチポチすればそれっぽい歌詞を生成してくれるツールなのです。
・導入
・使い方
・まとめ(朱音イナリオリジナルが完成する)
くろ州の合成音声備忘録
アニメや歌から音声データを取り出してきて波形を切り貼りしながら歌わせたりしゃべらせたりする「人力ボカロ」
UTAUも当初人力ボカロの便利ツールとして生まれましたが、それとは別に生まれたのが今回扱う「なめうぇーぶ」です。
今回はなめうぇーぶでUTAU音源を使って歌声を合成します。
以下目次
・特徴
・導入方法
・操作方法
・超速調声