オーケストラ常駐の低音木管楽器ファゴットは「天使の声」とも呼ばれる多彩な音。
多くのアニメのゲキハンでおちゃらけた音を出してみたり、かと思えばチャイコフスキーでは重厚な世界観を演出するのです。
ドイツで進化してきたものがファゴット、フランスで進化を拒んできたものがバソンです。
一番右がバソン、あとはファゴットです。今回は左から4番目のファゴットと一番右のバソンを吹き比べてみました。
キーの数が全然違いますがファゴットふける人ならバソンもふけるようです。が下のEにキーがなくホールなのが戸惑います「あれっキーがない、あ、バソンか」ってなります。
ファゴットが楓でできているのに対して紫檀でできているば損は確かに「硬い」音がします。よりしまりのあるハードな音という印象。
ファゴットは特有のこもった感じの温かい音がします。これはフランスのオーケストラでももめて当然ですね。
スポンサーサイト