VOCALOID・UTAU・CeVIOの間でデータをやり取りする人がいたとして(私はよくする)、まず、
・パラメーターは受け継げないものとする
・MIDIでやり取りする
これが原則です。
VOCALOIDのDYNはUTAUのエンベロープには反映されないし、UTAUのフラグはCeVIOに受け継がれません。当たり前ですが。
1.VOCALOID → UTAU
・VOCALOID側でMIDIをエクスポートし、それをUTAUでインポートしたらとりあえず行けます。
・UTAUプラグインの「ImportVSQX」を使えばVSQXを読み込める。
どちらにしても「-」の処理がめんどくさいです。これは一応UTAUプラグインがある(Vsqインポート後の伸ばし棒を、適切な母音に置換するプラグイン)ので、それで対応したりします。
2.VOCALOID → CeVIO
・VOCALOID側でMIDIをエクスポートし、CeVIOでインポート
これも「-」の処理面倒ですが、もうこれは頑張るしかないです。ベタ打ちデータを取っておくのがベストです。あと、母音分割はいちいちノートを結合してピッチを書かないといけなくなります。
3.UTAU → VOCALOID
・UTAU側でMIDIをエクスポートし、VOCALOIDでインポート
UTAUでのエクスポートの前にノートを単独音化しないとえぐい修正することになります。PIT情報が受け継がれます。VOCALOIDで読み込んだ時、歌詞は打ち込まれているのにずっと「あ」が鳴る場合、一回最初のノートの歌詞を書き直すとすべて歌詞通り歌ってくれるようになります。
4.UTAU → CeVIO
・3.と同じ。
UTAUはノート分割すること少ないと思うのであまり問題は発生しないです。
5.CeVIO → VOCALOID
・CeVIO側でMIDIをエクスポートし、VOCALOIDでインポート
ノート分割しながら反映されないPITを完成させる作業があります。CeVIOにはノートの中に2音節以上が書き込まれていることもあるのでそこは分割しないといけないです。あと「’」「※」が書かれたノートはいちいち修正が必要です。
6.CeVIO → UTAU
・5.と同じ
結論「超めんどいのでやらない方がいい」
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