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kokoneのファルセット回避・声質を変えずにキーを変える

2016.11.18(12:56) 116

kokoneのいいところは安定したファルセットです。クロスシンセシスでファルセットできるようになったV4ライブラリもありますが、kokoneが最も自然にファルセットしてくれます。

しかし、いろんな都合上「ここではファルセットになってほしくない」というときは多いと思います。

また、ほかのVOCALOIDでも声質を変えずにキー変更したいことがあるかもしれません。

ぶっちゃけボイスチェンジャーのVSTエフェクトでピッチシフトするのが楽ですが気に入らない結果になることもあります。

そんなときの対処法。今回は①PITを少しでもいじっていること②PBSが一定である(曲中で変化しない)ことを前提とします。

1.調声は先に済ませておく(PITは基本いじらず母音分割でピッチカーブを描くと楽)

PitShift1.png
今回は全くPITをいじってない 

!注意! PBSは常に一定にしておかないとあとで超絶困るのでPBSは一定で

2.ファルセットにしたくないところがファルセットじゃなくなるまでフレーズごと(もしくはパート全体)のノートを下げる

PitShift2.png 
キーを3つ下げてます。

3.下げたキーをXとする(キーを3下げたら X=3)

4.PBSをXの分だけ上げる(プログラム的に描くと PBS = PBS + X)

PitShift3.png
今回は元がPBS=2 キーを3下げたので変更後はPBS=5

5.PITを遊楽団さんのParameterShifter{8192*X/(変更前のPBS+X)}上げる

PitShift4.png
 変更前のPBS=2 キー変更3なので 8192*3/5=4915.2上げます

PitShift6.png
 こうすることでファルセット回避ができます。(kokoneはD4くらいからファルセットになる。ノート自体がD4以下になっていればファルセットにならない)

6.PITを必要に応じて修正

……です!!

ほんとはPITを{変更前のPBS/(変更前のPBS+X)}で圧縮すればPITでの調声もそのまま再現できるのでやりたいのですが、ちょっと面倒なんですよね(TranceferControlを使います)。

PITを全くいじってないなら作業はもっと簡単になります(PBS=X、PIT=8192にするだけ)。

実はうまいことキー変更できないことがあります。その場合はノートを置いてないところでPITをぐちゃぐちゃ描くとうまくいく可能性があります。

これ、応用すると性転換もできます。計算かなりめんどいのでJobPlugin作りましょうか。
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