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CVVC音源の使い方

2017.03.10(16:19) 129

UTAU音源にはいくつもの形式があってそれぞれに使い方がちょっとずつ違います。そんな中難しいといわれがちな「CVVC」のお話です。個人的には連続音と難易度はさほど変わらないと思っています。

【CVVC音源とは】
難しい話は抜きにして配布場所に「CVVC音源」とあればそれがCVVCです。

・音源のサイズは比較的小さめ
・UTAUでの書き出しには時間がかかることが多い
エンベロープの破綻が起こりやすい
子音の調声自由度が高い

のが特徴です。

【CVVC音源の使い方】
音源の導入はどの形式でも同じなので今回は省略。この記事で使うのは夏語遙(日本語CVVC)です。

1)打ち込み

単独音と同じようにベタ打ち。
CVVC01.png

「おま☆かせ」 を適用
CVVC02.png

これでとりあえず歌ってくれます。聞いてみましょう。 



でもあまりなめらかじゃないですね?今の状態だと単独音と同じなのです。CVVCの良さを生かすためにも「CVVC化」してみましょう。

2)CVVC化
連続音音源の場合、打ち込んだ後に連続音化する必要がありますが、それと同じような作業です。

プラグイン「autoCVVC」を導入します。autoCVVCはこちらで入手できます。導入は普通のプラグインと同じなので省略。

導入できたら範囲を選択(Ctrl+W)して「autoCVVC」を適用。
CVVC03.png
設定は図の通り。

ノートが複雑になればOK。この状態で聞いてみると。
 

少し滑らかになりましたね。変になったらクロスフェード最適化をしたりしてください。

特殊なCVVC音源の場合は「autoCVVC」で「CVVC化」でなく「最適化」をしたほうがよいことも多いので最初から「最適化」にチェック入れておくのがおすすめです。

3)調声
基本的な調声はほかの形式と変わりません。拡張○○エディターで簡単に調声できます。

【CVVCの使いどころ】
CVVCの特徴は「子音の調声自由度が高い」ところです。

例えば「あまい」というフレーズがあったとして、これを「あんまい」とタメて歌わせたいとき、

デフォルトだとこんな感じになっています。
CVVC04.png

「あ」と「ま」のあいだに短い「a m」が入っています。ここには「ま」の子音「m」が主に入っているので、これを伸ばせばタメになります
CVVC05.pngCtrlキーを押しながら「あ」と「a m」の境界をD&Dすると楽

この時、基本的には前のほうに伸ばします。そうしないと「ま」が タイミングがずれて遅れて聞こえてしまうので。

聞き比べてみましょう。最初がデフォルト、2回目が「a m」を前に伸ばした状態。


また、「かたい」を「かったい」とハネさせたいときも同様にします。「か」と「た」の間の「a t」を伸ばすとかったくなります。

CVVCはほかにも活用しがいがあるのでいろいろ研究してみると面白いですよ。では。
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