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VOCALOIDユーザーさんにCeVIOをお勧めする

2018.02.08(01:12) 202

以前「VOCALOIDユーザーさんにUTAUをお勧めする」という記事を書いたわけなのでCeVIOもお勧めしてみます。

前回同様

こういう記事を書くときに気を付けないといけないのは

・VOCALOIDをdisったら燃える
・ごり押し押し付けも燃える
・最終的に結論は「お好みで」になる

というところ。

念のため私の立場を明示しておくと「VOCALOIDもCeVIOも両者好きでよく使う。加えて世界の歌声合成に手を出す」人です。Sinsyもつかっています。よろしくお願いします。

【Point1 安め】
歌わせるために必要な初期投資は最安で8000円です。割と頻繁にセールをやってるので6000円台で手に入ることもあります。音源を増やす場合も4000円からあります。

すでにVOCALOIDを持ってる人にはデュエット相手や新しいメインボーカルとしてお勧めできます。VOCALOIDのIAとは姉妹としてよくデュエットしてますね。

VOCALOIDと比べたときに比較的声が前に出る感じが強いので、掛け合いをすれば変化が出て飽きない

同時に歌わせると、声の方向性がそこそこ違うのでいい感じにダブリング効果が出て厚みが出ます。面白い。

【Point2 勝手に歌う】

打ち込みっぱなしの状態で自然に歌ってくれるのがCeVIOはじめ学習系歌声合成の強みです。

よく見ると実はCeVIOって少し「楽譜通りに歌わない」ことがよくあります。もちろんおおむね楽譜通りなわけですが、子音のタイミングがちょっと早かったり、音程の変化がちょっと遅かったり、一律じゃないビブラートがついたりと「程よいブレ」があります。

歌として下手にならない範囲でつくこの少しのブレがベタ打ち状態での自然さを出しているように思います。

こだわらない人ならベタ打ちでもGO出せるかもしれません。

【Point3 タイミング調整】
VOCALOIDではVELによって子音の長さをコントロールする、母音分割で発音を整えるなどのテクニックがあります。同様なことがCeVIOでもできますが、特徴は「目で見てわかる」ところです。

TMG(タイミング)調整画面は、ぱっと見情報が多いですが「縦線を前後に引っ張ったら音素の長さが変わる」ってだけなので難しくはないです。

子音をちょうど八分音符分前に伸ばしたいことありませんか?ちょうど八分音符分前に引っ張ればよいのです。

ほかにも母音の立ち上がりを速くしたり、語尾で息を抜いたりするCeVIOらしい表現はTMGによるところが大きいと思います。

【Point4 ボリュームとピッチ】

めちゃくちゃ細かいです。なんでもできる。そしてみればわかる
実際の音量変化を見ながら思う通りの音量変化をつけることが可能。

※青い線が調整前の音量線、オレンジが調整後。

ピッチも手書き可能。ペンタブで描くと超楽しい。直観的でいいですね。

※緑の線が調整前の音程線、オレンジが調整後。

【Point5 母音脱落とファルセット】

「ぼくは」とか「あした」とか歌わせるとき、[bo k wa]とか[a sh ta]とか、母音を抜きたいことがあります。

VOCALOIDだったら[b o][k M_0][w a]とか[a S][t a]とか打ち込むと思いますが、無声音が残ってしまったり、長さがコントロールしたくなります。

CeVIOの場合[ぼく’][わ]とか[あし’][た]と「’(アポストロフィー)」打ち込むと直前の母音が抜け落ちます。その後、TMGでいくらでもいじれます

[ぼ※][く][わ]のように「※(こめじるし)」を書き加えるとそのノートがファルセット(裏声)になります。簡単便利。

【Point6 難点】
いいところばかりでは怪しいセールスマンのようになってしまうので難点も慎重に提示しておきます。ゆうてほどありません。

声質コントロール

VOCALOIDでいうところのBRIやBRE・OPEなどの声質をコントロールするパラメータはありません。大体はTMGでどうにかします。普段これらを触らない人なら問題はないです。

GENだけはあります。「声質」パラメーターといいます。パートの途中での変更はありません。固定。

母音が連続すると発音しなおす

「あーいー」と滑らかに歌わせようと[あ][い]と打ち込むと「あー、いー」とは言いすぎですが、明確に言い直してくれます。 滑らかに歌わせようとするとこれの修正は結構時間を取ります。

これもTMGで直します。TMG万能すぎる。

PCスペックが足りない時
PCスペックが足りるようにするべきではありますが、足りてないとぶつぶつ音が切れます。VOCALOIDも切れることには切れますが、同じスペックのPCだとややCeVIOのほうが切れる(私のPCだけかも)
ちょっと違うのは「オケは切れないからどんどんずれていく」というところ。いいPC買おう。

ちなみにオーディオインターフェースを接続するとかなり改善されます。お試しあれ。

実はCeVIO動作確認済みDTM向けBTOパソコンなるものがありました。

等々細かい違いはもちろんあります。私はもう慣れてしまって気にしてないですが乗り換えに違和感がある人はいます。できることできないことはそれぞれある。これらの特徴を利用したテクニックもかなり存在しますしね。

【まとめ】
使ってみて、お好みで!
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