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GitHubを歩いてたらOpenUTAUなるものを拾った

2018.06.30(20:31) 239

そもそも発想としてGitHubで「UTAU」を検索するというのがなかったわけですが、探してみたら「OpenUTAU」というのを見つけました。見てみたらいいカンジだったのでまとめてみます。

音源は私が権利を持っている会長ロイドです。

【概要】
中国で結構前からマイペ~スに開発されていたらしい。まだα版で、見た目は一通りそろってるけど実装はされてないボタンとかそこそこある。そしてかなり落ちる(個人的には許容範囲だった)。

【入手経路と導入】
こちらのページからうまいこと落としましょう。落としたZIPを開くと中にSLNファイルがあるのでVisualStudioで開いてビルドしてEXE作れば起動できます。

プログラマなら普通にできるけど、VisualStudio触らない人には厳しい。エラーは数にすんなりとビルドされてくれました。

【機能】
・GUI
OU01.png

POPな感じのGUIです。カラーはクリアとダークが選べますが、ダークにしても変わりません。メニューは英語。
見るとわかるように一般的なDAWのような形式になっていて、複数トラック・BGMの同時再生が可能です。

音量フェーダーは効きますが、パンとミュート・ソロは効きません。
かつ、最初へ戻るボタンも効きません。
ちなみにこの辺もバグってて1小節ずれて再生されたりします。

MIDIトラックのほうをダブルクリックするとエディット画面が出てきます。
OU02.png

これもまたPOPな感じの画面ですが「UTAUで見た!」って感じですね。
フリーハンドでピッチを描くことはできないですが、「ADD POINT」で制御点を増やしていってピッチを作っていきます。

音程の遷移は

 ・EaseIN/OUT(UTAUのS形っぽい)
 ・EaseIN(UTAUのJ形っぽい)
 ・EaseOUT
 ・Linear(直線)

から選べます。ショートカット欲しい。

中段に映ってるのはUTAUでいうところのエンベロープで、下段に映ってるのはパラメーターです。

 ・VEL:UTAUでいうところの子音速度。エンベロープが連動してリアルタイムにウニウニ動く
 ・VOL:音量。かなり効きがいいので一気に音量が変わる
 ・GEN:gフラグのようなもの。実装されてないのか聞いた感じ変わらない
 ・LPF:ローパスフィルター
 ・HPF:ハイパスフィルター
 ・ACC:アクセント。エンベロープの子音部分を上下できます
 ・DEC:ディケイ。伸縮部分の音量を右肩上がりにしたり右肩下がりにしたりできる

エディット画面から再生することができず、一回トラック画面のほうに戻らないといけないのはちょっと残念。

歌詞打ち込みは全部ノートを毎回ダブルクリックしてやります。連続音もCVVCも手打ち。

・設定
パスの項目でUTAUのVoiceフォルダを読み込むと一気に全部選択可能になります。UTAU音源をそのまま使うことができるわけですね。

プライバックの項目では再生ドライバを指定できますが、WASAPI/DS/ASIOとかそういうざっくりした感じです。が、たぶんほとんどの音源は再生することができずに落ちると思います。

レンダリングの項目では合成エンジンの選択ができることになっています。ここまでスルーしてきましたが、デフォルトだとどうしても落ちるっぽいので本体EXEのある場所の「Resamplers」フォルダにUTAUのエンジンをとりあえず入れるだけ入れておいて、設定画面でエクスターナルのほうにチェックを入れます。

すると、その設定ガン無視でインターナルのエンジンで合成してくれます。たぶんバグ。
音自体は結構好き(主観)

・ファイル読み込み
独自規格のUSTXに加えてVOCALOIDのVSQX(読み込みはできるが再生はうまくいかない)とかUST(ANSI)/UST(UTF-8)/UST(GB2312)/UST(Shift-JIS)などやたらにUSTに対応している。

音声はWAV/MP3の読み込みが可能。

ここまで来てぶっちゃけると、ゼロから打ち込むと(私の環境では)うまく歌わなくて、読み込んだUSTだったら行けたとかある。

【まとめ】
音もUIもいいカンジだけど致命的に落ちるので使えない音源はほぼ全く使えないです。運良く使えたらかなりいい。
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