VOCALOIDの大型アップグレードが来て時代はV5に突入したわけですが、V5開幕してからの1番人気音源は「Ken」という日本語男声音源でほぼ決まりなように見えます。
ここへきて男声音源が注目されてきていますが、VOCALOID界隈では昔からこんなことが言われてきました。
「男少なくね?」
ということでとりあえず割合を調べてみました。
・VOCALOID
男女比 24:57 男声比率29.6%
思ったよりいた。海外に多い。ZORAを3カウントしてたりする。ショタはとりあえず男声にカウント
・UTAU
男女比 測定不能 試しにUTAU音声ライブラリWikiに載ってるものだけ調べると
300:450 男声比率40%
多分もうちょっと女声に傾くと思うけど、比較的男声は多い。
・CeVIO(ソング・トーク含め)
男女比 5:7 男声比率41.7%
かなり高め。母数が少ないというのもあるけど。
・Sinsy
男女比 2:4 男声比率33.3%
母数が少ない&ちょい低め。
・Renoid
男女比 4:5 男声比率44.4%
かなり高い。
・NIAONIAO
男女比 78:168 男声比率31.7%
ちょい低め。
・LaLaSong
男女比 3:3(+ロボット×3) 男声比率50%
完全なる50% たぶんそうなるように作ってる。
DelayLama
男声比率100%
僧侶しかいないし参考にはならない。
・Sharpkey/MUTA/Aquestone/MikoVoice/VOCALINA
男声比率0%
女声しかない。母数は1~5なのであまり参考にはならない
【男声は少ないか】
女声と比較して少ないのは事実。ただし思ったよりいる。
【なぜ?】
・男声は技術的に難しい説
内部の技術者じゃないので正しいことはわからないけど、「男声は難しい」ということをよく聞くのはVOCALOIDのみ。実際のところ極端な例を除けば男声比率が最も低いのはVOCALOID。
・男声は作っても売れない説
売れ行きも内部の人間じゃないので知らないけど、ライブラリを販売しているVOCALOID/CeVIO/VOCALINAの中でも男女比はかなりばらけながらおおむね女声の割合がかなり高め。
でも最近は「オタクの中でも金がより落ちるのは女性向けコンテンツ」って言うし売れないこともない気はする。
・男声バーチャルシンガー作るのそんなに楽しくない説
知らない。
・女声のほうが楽曲に使いやすい説
いろんな側面あるけどMIXしやすいのはやっぱり女声。もしくは男声向きの曲よりも女声向きの曲のほうがリスナーにウケてるのかもしれない。
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