グロウルというのは「唸り声」のこと。使い方によってはシャウトやデスボイスも可能。シャウトとグロウルとデスボの詳しい分類とかは知らない。今回はあらゆる歌声合成でグロウルさせる方法をまとめてみました。
とりあえずテトさんの力み音源を見て。
【汎用】
どんな歌声合成にも使える方法。
1.音声に対してDAWでVSTエフェクトをかけます
使うのはこのVST「Vocal Screamer」 いくつかのエフェクトを一つにまとめて疑似的にグロウルさせるエフェクターです。
2.ピッチを盛大に揺らす
こういうピッチを描く。音量パラメーターも同期してみたりしてみなかったり。VocalShifter使ってやればどんな歌声合成でも行ける。
【VOCALOID4】
V4音源ならGWLパラメーターをあげるだけでOK
【VOCALOID3】
音源にもよるけど、BREで多少作れる。汎用のやり方と併用
【UTAU】
1.音源として録ってしまう
録れば使える(当たり前)
2.グロウル追加エンジンを使う
録らなくてもエンジン側で作れる。使うのはこれ「グロウル効果追加エンジン」
ダウンロードした「utaugrowl.exe」をいつものエンジンたちと同じところに置いておきます。で、このutsugrowl.exeを「resampler_ug.exe」とか「TIPS_ug.exe」という名前に書き換えればOK。resamplerやTIPSはもともと入ってないといけない。
TIPS_ug.exeという名前にしたグロウルエンジンをエンジンとして指定してやれば、基本TIPSで合成して、wフラグを適用したノートにグロウルがかかるようになります。
3.moresamplerを使う
MGフラグ等でグロウルに対応
エンジンレベルでグロウルに対応してるのはこれくらい。CeVIOはピッチカーブをShift+消しゴムで消すとシャウトになります。シャウトトラックと通常トラックを重ねてグロウルっぽくできなくもない。
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