VR機器がなくても上半身だけなら簡単にVTuberになれます。すでにモデルがある場合最も手軽にVTuberになれるのが「FaceVtuber」
1.FaceVtuberとは
ページを開けばもうVTuberになれるといっても過言ではない超お手軽サービス。Webカメラで表情をトラッキングしてモデルを動かします。
動かせるのは表情と顔の向き。マウスを使えば手も動かすことができます。
大きく動くことはできないが、その分表情はほかのVTuberソフトより自由で豊か。
2.必要なもの
Chrome、Webカメラとモデルが必要です。モデルの形式はPMD/PMX/FBX/VRMあたり。ダウンロードした状態そのままでOK=ZIPを展開しない。
MMD用のモデルとVRMの両方に対応してるのは珍しい。
ブラウザはChrome推奨。ほかのブラウザでも不可能ではないが、やってみたところやはりChromeが一番上手に動いた。
3.始め方
A.公式ページに行きます。
B.モデルを読み込みます。
C.「START→SET」の順にボタンを押す。
これだけ。
Webカメラをつないだ状態でChromeを立ち上げ、公式HPにアクセスします。
デフォルトで読み込まれてるモデルでも遊べるけど、好きなモデルに差し替えたいなら、モデルが表示されてるエリアのすぐ下の「参照」ボタンから用意してあるモデルを指定してやる。ZIPは展開せずにZIPごと指定してやろう。
すると、READMEをひたすら表示してきます。OKを押し続ければモデルが使えるようになる。この辺はMMD用モデルに対応しているからかもしれない。
モデルを読み込めたら位置調整をしてやって、今度は顔のトラッキングに移る。
左側の「Start」ボタンを押してカメラを有効化します。Chromeが「カメラ使ってもいい?」って聞いてくるので良ければOKを押そう。
画面に顔が収まったら「Set」ボタンを押す。これでモデルが顔と一緒に動くようになった。完成。
もし自分の顔見ながら動かすのキツイわぁって言うのであれば、ちょっと下にある「Switch」ボタンを押してやる。するとWebカメラの画像は表示されなくなる。
顔バレ防止のため、再度表示するときには「ほんとに表示して大丈夫か?」って聞いてきます。
4.特徴
FaceVtuberのいいところは表情が豊かなところ。目を見開くと驚いた顔、口角をあげると笑った顔をしたりと案外多芸。大きく動くことがないなら問題ない。
当然のようにグリーンバック/ブルーバックにできるのでクロマキー合成も可能。
「popWindow」ボタンを押すとキャラしか映らないウィンドウが分離されるので、こっちをOBSなんかで映すようにしていればまず顔バレの心配はない。
5.注意
MMDモデルだととくにVTuberとして使わないようにライセンスが設定されてたりするので注意。
機能面でいうと、VRoidで作ったモデルの表示がおかしくなったりしました。アップデートしながら順次対応していってるみたいです。
OBSでキャプチャーしようとすると真っ暗になって何も映らないことが多いと思います。その時は、ハードウェアアクセラレーションをいじります。方法はこの通り。
個人的に気になったのは、ちょっとキャラの表示ちっちゃいかなってところ。高解像度の動画で使うと劣化するか表示がちっさいかのどっちかになりがち。
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