UTAUに始まり、歌声合成ソフトの中にはユーザーがボイスバンク(音源、以下VB)を作れるものがあります。
最近はそういうソフトが結構増えてきたので、いったんまとめてみようかと思います。
ユーザーメイドVBに対応する歌声合成
・UTAU
・Cadencii&v.Connect-STAND
・HANAUTAU
・My MidiVocalist
・Nakloid
・なめうぇーぶ
・NIAONIAO
・OpenUTAU
・SF2Renoid
・Sharpkey
・Sinsy
・SugarCape
・UTSU
・Cadencii&v.Connect-STAND
・HANAUTAU
・My MidiVocalist
・Nakloid
・なめうぇーぶ
・NIAONIAO
・OpenUTAU
・SF2Renoid
・Sharpkey
・Sinsy
・SugarCape
・UTSU
かなりあるでしょ。
1.自由なVB制作の可能性
これは
・審査があるかどうか
・ユーザーがビルドできるかどうか
の2ポイント。
例えば、Sharpkey音源を作ろうと思うと、まずクオリティーチェックの審査に合格しないといけません。誰でも自由にVB制作ができるわけではない。
Sinsyについては、実際に音源をビルドするのがユーザーではありません。音源制作を依頼すると、ユーザーが行うのは主に録音のみで、その他の作業は自分ではできません。
2.UTAU音源との可能性
これは、UTAU音源のコンバートに関する項目です。
・UTAU音源の直接インポート可能
・UTAU音源の可逆コンバートののちインポート可能
・UTAU音源の不可逆インポートののちインポート可能
・UTAU音源制作ソフトを利用して音源制作可能
・UTAU音源制作ソフトも利用しない音源制作可能
下に行くにつれてUTAU音源から離れていきます。
UTAU音源の直接インポート可能、というのは例えばOpenUTAUやUTSUのように、UTAU音源に手を加えなくてもそのまま使えるというモノ。
UTAU音源の可逆コンバートののちインポート可能というのは、例えばNakloidのような、UTAU音源を直接使うことはできないけど、ちょっとファイルを追加する程度のコンバートをすれば使えるようになるというモノ。この音源はUTAUでも使うことができる。
UTAU音源の不可逆コンバートののちインポート可能というのは、例えばCadencii&v.Connect-STANDのような、UTAU音源を直接使うことはできないが、音源を丸ごとコンバートすれば使えるようになるというモノ。この音源はUTAUでは使うことができなくなる。
UTAU音源制作ソフトを利用して音源制作可能というのは、UTAUがこれまで作り上げてきた音源制作用の環境(ソフトやノウハウ)を利用して音源を作るソフトのことを言う。UTAU音源制作ソフトは便利なので、大体のソフトでは少なくともOREMOを使うと収録が楽になる場面というのが多い。実際にはUTAU音源を作らないので、コンバートとかインポートとかではない。
UTAU音源制作ソフトも利用しない音源制作可能というのは、ほぼ全くUTAU音源制作と関係ないソフトです。上記の通りOREMOが便利なので使うことも考えられますが、ここでは「専用の音源制作環境がある」という意味でとらえます。NIAONIAOやなめうぇーぶは専用の音源制作環境を持ち、UTAU音源制作ソフトを借りなくても一応音源制作ができます。UTAUの音源制作環境が成熟しているので使ったほうが結局楽ですけど。
スポンサーサイト