前回に引き続き、V5を触っていきましょう。今回は起動とUI。
【起動】
Winキーから「VOCALOID5」で検索なりなんなりで起動。すると、V4と違ってまずはポータル?が開くんですよね。
NEW PROJECT→新規作成
上のOPEN→開く
下のOPEN→最近使ったファイルを開く
最近使ったファイルは一覧表示されるので、ダブルクリックなり下のOPENで開きます。
【UI】
起動するとこんな画面に。
ちょっと細かく見てみましょう。
左上。
この辺はそこらのソフトとそんなに変わらない。いわゆるトランスポートエリア。
矢印と鉛筆に加え、はさみがあるのでV4Editorより操作は速くできる。
再生時の自動譜面送りが勝手に外れやすいので、その時は停止ボタンの左隣をポチる。
DTMERなら、テンポとマスタートラックの音量がオートメーションできるんだろうなーというところまでわかると思います。一応、トラックごとのボリューム / パンもオートメーションも書ける。
右上。
左のボタンが「メディア」ボタン→下半分にメディアセクションが開く
右のボタンが「ミキサー」ボタン→下半分にミキサーセクションが開く
下半分。
メディア、というのは素材検索窓のこと。カスタマイズ性が高い声ネタ素材がそこそこ入っているのがV5の特徴で、そういう音声素材やVOCALOID素材を張り付けるだけで使える簡単仕様というのが推しポイントらしい。
名前で検索したりタグで検索したりして、素材を探し、それを張り付けるだけ。
逆に今まで通りメインボーカルを作って行こうとするとメディアの機能はほぼ使うことない。
ミキサーというのはもちろんミキサーですが、ちょっと機能が増えた。
ミキサーは大体そのまま、エフェクターの2個まで制限がなくなりました。
外部VSTが使えなくなったけど。
GAINやCOMP / EQ / Reverb / Delay / Phaser / Distortion / DeEsser等々一通りエフェクトがあるので、仮MIXは可能。
個人的には、かゆいところに手が届かない感がすごいので(コンプにMakeUpがない、センドリターンできない、リミッターがない等)、結局DAWのほうでMIXするかなーという感じ。
Edit画面。トラックエリアのパートをダブルクリックすると、Edit画面が開きます。
3つのタブで構成されています。
MUSICAL EDITORタブ
調声作業はここでやる。
めっさ見にくいけど、左下の「+」ボタンでパラメーターを表示できます。
機能が多いので細かいことはまたシリーズを追うごとに見ていくことにする。
VOICEタブ
シンガーを指定する(だけ)
STYLEタブ
歌い方を指定する。自動調声機能ともいえる。
歌い方=SKILL
声質=COLOR
のほかに、ロボットボイス、ブレス音、エフェクト等いじれる。
細かいことはまた次回以降。
次回は「メディア&ミキサー」編です。
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