Macで動く英語歌声合成「EmVoice」ですが、今回やっとちゃんと使ったので調声の話をしてみます。
【基本】
EmVoiceはAUプラグインです。
GarageBandやLogic他Mac用のDAW上で動きます。
調声パラメーターは一切なし。
ノート分割でピッチコントロールするだけ。
【作業】
AUの読み込み
頑張って
打ち込み
フツー。1音節1ノートで打ち込みます。
1音節の中で音程が変わるときはとりあえず1ノートだけ打ち込んで後で編集します。
歌詞入力
基本は英単語そのまま。たまに右上にエラーが出ます。
エラーで出てきてる単語の後ろに数字の1か2を付け加えれば大体どうにかなる。
例えば「Voice」と打ち込んで「Voiceはエラーやで」とか言われたら、「Voice1」と書き換えればおそらく読み上げてくれる。
ノート分割
鉛筆でガンガンノートを置いていきます。
EmVoiceは完全にノート分割でコントロールするよ! pic.twitter.com/CVLdT5kTt3
— くろ州=歌声合成好き (@kM4osM_96s) 2019年2月1日
割とポルタメントがゆったりしているので、オーバーシュートを作ってやるのが良い。
ノートはコマンドキーを押しながら上下にドラッグすると、中途半端な位置に移動できる。これとお友達になれるかどうかが勝負。
外部ツール
EmVoiceは音域が狭いので、出ない音はあとからAutoTuneとかMelodyneやWavesTuneで編集して出す。
ビブラートもノート分割で作るの限りなくめんどいので外部ツールで書いてしまいましょう。このくらいならVocalShifterでもほとんど劣化してるようには聞こえない。
他の編集はたぶん必要ないというか、曲に合わせるんじゃなくて曲を合わせたほうが建設的かと。
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