歌声合成ソフトを触って遊んでる人々の中には、プログラミングができたりPC自作したりとパソコンに強めの人々も多い印象ですが、「しぃぴぃゆぅ?」みたいな人もいるらしいことが私の体感調査によって明らかになっています。
パソコンの性能は
・使いたいソフトが動くか
・動作が安定するか
とか、快適に使えるかどうかを判断するための重大な要素なので、一度押さえておきましょう。
私はWindowsユーザーなので、詳しい解説はすべてWin向け。
【OS】
OSは「自分のPCがWindowsなのかMacなのか」だけ知ってればOK。画面や本体のどこかに林檎マークがあれば大体Macで、それ以外は大体Windows。
多くの歌声合成はWinのみ対応なので、Mac信者であればブートキャンプやWineやらで頑張るかあきらめるしかない。
逆にMac専用歌声合成であれば、Winの人はあきらめるしかない。
Linux系の人はたぶんPC強いのでこの記事要らない。
【CPU】
CPUは実際に作業をする部品。パソコンの脳。脳が良ければもちろん性能も良いことが多い。
・調べ方
画面左下のWindowsマークを右クリックして「システム(Y)」を押すと画面が表示される。
これの、「プロセッサ」に書いてあるのがCPUの性能。
数字が大きければ大きいほど強い。
VOCALOIDやCeVIOのページには「動作環境」というのが書いてあって、そこに書いてるよりも数字が大きければおおむね動くということになっている。
例えばCeVIOは「Core i3以上を推奨」って言ってる。↑の画像ではCore(TM)i5と書いてあってCore i3より数字が大きいので動きそうだということが何となくわかる。
IntelなのかAMDなのかは一応チェックしておこう。Intelじゃないと怪しいよって言われることもたまにある。
【RAM】
歌声合成ソフトの動作環境のところやPC詳しい人が「メモリ」って言ったら大体これ。作業中の情報を簡単に覚えておく部品。
買い物に行くときに「今日買うものはジャガイモと牛肉と人参」とかそういうちょっとしたことを覚えるところ。その瞬間だけパッと覚えていれば良いものを覚えておくのがRAM。
↑の画像では「実装RAM」って書いてあるところで性能がわかる。これも数字が大きければ大きいほど良い。
例えば、VOCALOID5の動作環境では「必要メモリー」の項目に「8 GB 以上 推奨 (最低 4 GB)」と書いてある。↑の画像では12GBと書いてあるので動きそうだということが判る。
たいてい8GBあれば歌声合成ソフトは大体動く。
【ドライブ】
HDD(ハードディスクドライブ)とかSSD(ソリッドステートドライブ)とかいう表記が多い。記憶しまくる部品。
事務デスクの右下に書類を入れておく深めの引き出しがあることが多いと思いますけど、あれが記憶ドライブ。長期的に保存しておかないといけないようなことを覚えておくのが役割。
これも数字が大きいほうが良い。
HDDが良いかSSDがよいかは人によっていうことが違うけど、「SSDのほうが速くて静かで値段が高い。HDDのほうが安くて記憶できる量が超でかい」というのはなんとなく覚えておけばOK。
他にも壊れたらよりヤベェのがSSD、パソコンの向きを変えたときに音が飛ぶのがHDDとかいろいろあったりはする。
【ディスプレイ】
画面のこと。
ディスプレイのインチとかセンチとかはソフトにはほぼ関係ない。
デスクトップの何もないところで右クリックして「ディスプレイ設定(D)」から確認できる。
解像度のところ。「(推奨)」って書いてあるところが大きければOK。1920×1080ならまず問題ないけど、それ以下だと、ソフトが見切れちゃって操作できなかったり、画面が汚かったりボタンでかすぎて作業しにくかったりする。
【GPU】
グラフィック専用CPU的なモノ。歌声合成するだけなら別に気にしなくてもいいけど、動画作成や3D関連のことをしようとするとちょっと考えたほうがいい。
このブログは歌声合成ブログなので深堀はしない。数字が大きければたぶん大体OK。
【まとめ】
CPUが考えるとこ
RAMがちょっとしたことを覚えておくところ
ドライブがしばらく覚えとくべきことを覚えておくところ
この3つの数字をチェックしておけばおおむね大丈夫な感じはする。歌声合成であれば。
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