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社長をUTAUシンガーにした場合、経済効果はあるのか?

2019.04.25(20:43) 370

社会人になって初めてのブログ投稿です。

今日、会社の先輩社員さんと「社長のAI作ってしゃべらせたら面白いよね」的な話をしたので、ふと「社長のUTAU音源作ったら経済効果とかあるんだろうか」とか思いまして、ちょっと考えてみました。厳密に実証したりはしていません。

【やること】
社長の声を録音して、UTAU音源にする。
宣伝目的で歌わせたりしゃべらせたりする。

社長をUTAU音源にして、宣伝するときにボカロ曲を歌わせたり案内音声を作ったりする。

【効果】
宣伝効果
最近では企業が宣伝目的で VTuberをやっていたりしますが、あれほどの効果は出ないでしょう。もしかしたら、有名企業さんが社長音源でボカロ曲歌わせたら「何してんのwww」みたいな反応がTwitterで起こるかもしれません。

会社説明や営業の場面でのインパクト
「社長歌わせたりしてるんですよ~」っていう営業トークで何を伝えたいのかはいまいちわからないですが、なんかの話の流れの中で言ったら食いついてくる企業さんもいるかも。それで案件を勝ち取れるか失注するかは保証できかねます。

【コスト】
音源制作にかかるコスト
録音機材・収録場所・人件費等を考えてみましょう。例えば、午前中の3時間を使って社長をスタジオに連れ込んで音源収録したとして考えられるのは

・スタジオ利用料
・社長/担当さんの人件費(平常通り)

そして、社長を3時間拘束することで生じる業務の滞り=プライスレス

です。スタジオ利用料は広告費的に見てそこまで大きくもないでしょうが、社長拘束によるマイナスがどれほどになるか次第ですよね。

加えて、収録後の音源構築作業です。
社内でやるなら人件費がいつも通りかかる内容ですが、これに関してはアウトソーシングとか言って外部に発注したほうが安上がりになる可能性は高いです。

原音設定:正確に歌うようにする作業
キャラクターデザイン・イラスト作成

あと、完成したUTAU音源を配布する場合には、そこにランニングコストがかかる可能性もないではありません。これだけのためにサーバー立てるとかクラウドサービス契約するとかいうことはないと思いますが。

UTAU音源を商業目的で配布するのがアリかナシかは本家様にお問い合わせください。

そしてコンテンツ制作料。
毎度社長の時間をとる必要がない分、社長をVTuberにするよりはランニングコストは低く抑えられそうです。

ただ、結局のところ毎度歌わせたりしゃべらせたりする作業が発生するのは確かなので普通にめんどいですよね。

社長を歌わせるのと他の広報手段をとるのとでどっちが費用対効果が良いかの勝負です。
多分ですけど、そこそこ多くの企業は社長をUTAU音源化した時に見てくれる層に別に遡及する必要もなさそうなので、結論「別にやらんで良くね?」って感じになってしまいます。

【まとめ】
期末に予算と人員が余ってしょうがない場合は社長音源作ってみるのもアリでは?

この辺、ちょっと(株)カルモアさんに話聞いてみたくもありますよね。生々しいので記事にはしにくいかもですが。
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