今日の2019春M3会場およびKindleで『ボーカロイド音楽の世界2018』という本がリリースされました。おめでとうございます。今回は私も記事を一本寄稿しています。
というわけでいただいてきました。
【私の記事】
私の記事は(ボーカロイドあんまり詳しくない)リスナーさん向けに「VOCALOID以外の歌声合成ソフトって何があるの?」という感じで歌声合成をたくさん紹介するものです。
【事の経緯】
本の編者さんである"しま"さんが、記事書ける人いないですかとTwitterで募集していたところ「いますよ」つって私が紹介されてアサインされました。
【裏話】
私自身はリスナーではなくて技術勢です。歌声合成の「技術」に興味があって、様々なソフトを収集して実際に使ってこうしてブログで記事にしている人間です。たまに開発してたりするくらいのどっぷり感。
そんな私がリスナーの気持ちになって記事を書くということで、かなり悩みました。正直な話、ボカロ曲を聞く分には使われてる歌声合成が何かとかどーでもいいと思うんです。
VOCALOIDが使われてても、CeVIOが使われてても、LaLaSongが使われてても、曲がいいなら「曲がいい」でいいじゃん? と。
もちろんそういうわけにもいかないので、記事で取り扱った歌声合成に関しては「歴史・音質・表現」の3点で説明しています(一部除く)。
歴史:何年に出てきたソフトかとかその程度
音質:聞く上では重要な「どんな音がするのか」という話
表現:「その歌声合成で作ったっぽい歌い方・曲」の話
技術の細かい話は重要じゃなくて、その技術を使ってどういう作品・音ができてるのかという観点で話が進んでいきます。
今までやってないことだったので、かなり悩みました。何回も前文書き直しを繰り返しながら過去最高に時間をかけて制作した文章です。
ですが、結局のところ言いたいことはシンプルです。
この記事では、読む人に対して歌声合成ソフトの「名前」を教えました。名前がわかれば「検索」できます。あるかないかもわからないものは検索できないですからね。ここが重要なんです。
今までの活動で、数多くの歌声合成ソフトの詳細情報はこのブログ内にたくさん用意しました。今なら「検索すれば情報がすでにある状況」が整備されています。
要するに
情報ならすでに用意した
今、歌声合成ソフトの「名前」を教えてやろう
さぁ、気になるものを好きに検索しな!
ということ。
以上、歌声合成情報整備士のくろ州でした。
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