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DeepVocal資料用音源「具体音レイ」配布

2019.07.20(23:46) 400

 1日かけてDeepVocal音源「具体音レイ」作ったので配布します。音源制作資料にどうぞ。


【概要】
 DeepVocal用の音源です。1音階だけど、今後増えるかも。「DVG-Lay」フォルダをDeepVocalの「singers」フォルダに入れれば使えます。

 録音環境が残響だらけなのが合成音聞くだけでもわかってしまうほどで残念ですが、参考になれば、ということで、原音設定ファイルや原音なども同梱しました。辞書ファイルの類はコピペしてほかの音源に使ってもらっても構いません。

 DeepVocal参考資料もよろしくです。

【中身】
・音源フォルダ「DVG-Lay」
 -SKC
 -SKI
 -voice.sksd
 -DVG-Lay ver0.02-dict.txt

・README

・原音ファイル等「Resource」
 -D3(原音ファイル・原音設定ファイル)
 -BRE(ブレス原音・原音設定ファイル)
 -発音辞書G-Lay
 -発音辞書標準
 資料にどうぞ。

・UTAU最強プラグイン用置換TEXT「2DeepVocal.txt」
 DeepVocalはUST読み込めないのでMIDIを書き出して読み込みます。このとき、そのままでもいいですが、歌詞をローマ字変換しておくとちょっと便利。2DeepVocal.txtを「UTAU\plugins\iroiro2\Replace\Tikan」の中に入れて、最強プラグインで歌詞変換するといいです。

【特徴】
・ひらがな入力に対応
 ローマ字でもひらがなでも入力できます。事前に音源を指定したうえでVSQXやMIDIを読み込んだ場合も自動で対応します。

・「ん」の打ち分けに対応
 N=鼻母音?
 Nn=歯茎鼻音
 Nm=両唇鼻音
 Ng=軟口蓋鼻音

・ハ行の子音のばらつきに対応
 ハ行は「は、ひ、ふ、へ、ほ」それぞれ子音の音が違うが、正しく対応させました。

 「あは」と歌うときには[-a][a_h1][ha]、「あほ」と歌うときは[-a][a_h5][ho]とつなぐようになっています。

・一部の特殊音素に対応
 「yi」「wu」はローマ字入力で呼び出せます。「hiとhyi」「huとfu」はそれぞれ別の子音です。

・ブレスに対応
 br1=「あ」
 br2=「い」
 br3=「う」
 br4=「え」
 br5=「お」
 br6=「ん」
 っぽいブレス。おすすめはbr3。というかそれ以外は音質がダメ。

・語尾息に対応
 [H]ノートを語尾に付けると語尾息になります。

・原音ファイルと原音設定ファイル、発音辞書を同梱
 これがあれば音源の中身を確認できます。参考になるかは置いといて、参考にしてもよいです。
 「発音辞書G-Lay」はこの音源で実際に使った辞書で、「発音辞書標準」は、標準的に使われるだろう辞書です。「発音辞書標準」はコピペしてほかの音源に使ってもいいです。

・歌詞辞書「DVG-Lay ver0.02-dict.txt」同梱
 これでひらがな入力を実現しています。コピペしてほかの音源に使ってもいいです。コピペするときは、ファイル名を「キャラ名-dict.txt」に変えてください。

・原音設定は私式
 原音設定の仕方は公式推奨ではなくて「くろ州式」です。公式と比べて「小さい“っ”」の再現率にこだわった作りになってます。

【禁止事項】
・私に都合の悪い展開になるような使い方禁止
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くろ州の合成音声備忘録


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