こちらの記事で述べたようにVY1Naturalは高音と低音に音量の開きがあります。これの補正に使うのはJobPlugin「AutoCrossSynthesis」「TransferControle」です。
VOCALOIDSHOPで製品を購入するともらえるJobPluginですが、メールマガジンの登録でももらえるので頑張ってみてください。
このオートクロスシンセシスはどうも「音程によってパラメーターを決定している」ようなので、これを利用してみます。
(1)設定
ジョブプラグインのオートクロスシンセシスを実行します。設定は「Range」=64で「上下反転」にチェック。
こんな感じになります。
これをトランスファーコントロールでDYNに移動
すると、弱い低音域は大きく、強い高音域は小さくしてくれます。
聞き比べてみましょう。最初に流れるのが調声前、次に流れるのがJobPlugin適用後です。
「音程によってパラメーターを変化させたいとき」(BRIとか?)には常に使える技ですね。
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