タイトル画像

無料の初心者向けトランジエントシェイパー「BitterSweet」をドラムに使う

2017.02.09(15:07) 126

今回紹介するプラグインはFLUXの「BitterSweet」です。

FLUX.png 

このプラグインは「トランジエント」を調整するものです。トランジエントというのはアタック感という認識で大丈夫だと思います。コンプやリミッターと同様ダイナミクス系のエフェクトプラグインです。

【効果】
素材のドラムはこちら。

これにBitterSweetをかけてみます。まずは右側「Bitter」のほうにつまみを回します。

アタックが強くなってタイトになっています。

逆にBitterSweetのつまみを左側「Sweet」のほうに回すと、

アタックが弱くなった分余韻が相対的に大きくなり、ルーズになっています。

ドラムを締めたり緩めたりがつまみを回すだけでコントロールできて簡単です。マスタリングではコンプの代わりに使っても簡単です。

それなりにMIXをやってる人ならすぐ気づくと思いますが、Sweetのほうはコンプでもできるんですね。

しかし、コンプで同じことをしようとすると①アタック最速②リリース短めに設定して③スレッショルドは中程度④レシオは若干大きめにして調整する必要があって手間が多く、初心者には難しいです。

【まとめ】
アタック感が簡単にコントロールできる

結論は簡潔ですがこれは大きい。

ダウンロード&インストールはこちらから(https://www.fluxhome.com/download
FLUX Centerをダウンロード&インストールして起動。BitterSweet(Free)を探してインストールボタンを押せば完了です。


くろ州の合成音声備忘録


VSTe トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
タイトル画像

中国のHMMベース?歌声合成ソフト「MUTA」

2017.01.28(17:30) 125

最近の中国の歌声合成は結構アツくて目を見張るものがあります。

そんな中出てきたのが「MUTA」です。

「MUTA」というのは歌声合成ソフトの名前で、デフォルトでついてくる歌声は「嫣汐(Yan Xi)」と言います。歌声を聞いてみましょう。


早速触ってみました。

【ファイルサイズ】
MUTAの音源部分は「yanxi.voice」というファイルになっていて、このファイルのサイズは215MB。UTAU日本語連続音2~3音階分くらいのサイズです。それなりのサイズではありますが「中国語ライブラリ」であると考えると小さめともいえるかもしれません。

【音源ライブラリ】
MUTAの音源部分は歌声ライブラリ一つと、話し声ライブラリ三つで構成されています。この構成はCeVIOとほぼ同じです。

【操作画面】
SONG機能 ノート入力画面
MUTA_SONG_STD 
あまり見ない感じのカラーリングですが、操作は別にフツーです。D&Dでノートが描け、ダブルクリックで歌詞入力ができます。歌詞入力は中国語簡体字とピンインでできるようです。読めない文字を入れるとすべて「あ」で発音され、「-」ノートがVOCALOIDと同じ挙動になります。

SONG機能 タイミング調整画面
MUTA_SONG_TMG.png

タイミング調整画面はCeVIOとほぼ同じですが、区切り線はCeVIOより少なめ。数も一定ではない模様。挙動は大体CeVIOと同じ。

SONG機能 ピッチ調整画面
MUTA_SONG_PIT.png 
CeVIOやSharpkey同様フリーハンドでピッチ曲線を描くことができます。打ち込んだままの状態でもしゃくりがついていたりします。しかし、デフォルトのピッチがCeVIOがピアノロールの1音階の真ん中あたりにラインがあるのに対してこちらは境目あたりにあるのが少し違和感あります。

SONG機能 ボリューム調整画面
MUTA_SONG_VOL.png

こちらも手書きでボリューム操作ができますが、CeVIOのダイナミクス調整とは違ってDAWのオートメーションやVOCALOIDのDYNくらいの感じです。 

SONG機能 ビブラート調整画面
これはCeVIOと同様、振幅を指定する「VIA」画面と周期を指定する「VIF」画面があり、操作もCeVIOと同じです。

【まとめ】
HMMベースの歌声合成っぽい?細かい違いはあるがCeVIOと似た点が多い

一応今回テストしてできた音声を載せておきますね。



くろ州の合成音声備忘録


その他歌声合成 トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
タイトル画像

CeVIO調声初級ー1 「打ち込み基礎」

2017.01.12(16:25) 124

CeVIOの打ち込みは基本的にVOCALOIDやUTAUとほぼ同じです。

初歩の初歩です。前提としてピアノロールの見方が分かること。

(1)起動

kidou.png 

(2)ノート(音符)の打ち込み

    1.NOR(ノーマル)モードになっていることを確認します
    2.ソングトラックの濃い赤の部分をクリックすると下にピアノロールが出てきます
    3.あとは普通のMIDIと同様に音符を打ち込むだけ

CeVIOBasic01.png 

(3)歌詞の入力
    ノートをダブルクリックすると歌詞の入力ができるようになります。

CeVIOBasic02.png

(2)(3) を繰り返すとこんな感じに打ち込むことができます。

CeVIOBasic03.png 
これで再生ボタンを押せばもうそれなりに上手に歌ってくれるのがCeVIOのいいところです。

そのうち内容を動画にして追記しますね。


くろ州の合成音声備忘録


CeVIO調声初級 トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
タイトル画像

リバーブで歌声を合成する実験 ソースフィルタモデルの歌声合成

2016.12.13(13:40) 123

とある歌声でない音声にリバーブをかけて歌声にする実験をしました。

【概要】
パルス波を集めて作ったビープ音に「特殊なIR」を読み込んだコンボリューションリバーブを適用して歌声を合成する。

1)IRを作る 
 今回は母音を生成しようと思うので母音を作るためのIRを作ります。

A.「あ」の波形から2周期を切り出す
a波形「あ」波形

2周期 2周期分

B.始めと終わりの1/4をフェード処理
1414.png 
IR完成

2)ビープ音を作る
 IRを作るときに使った波形と同じ周波数のビープ音を作ってダイナミクスとピッチの揺れを書く
Beep.png 
波形の1周期は純粋なパルス波です。

3)コンボリューションリバーブを掛ける
 リバーブに先ほど作ったIRを込みこんでビープ音にかければ歌声の合成は完了。

一回目の合成は「Beep音とIRの周波数が合っていない」&「IRが1周期分でフェード処理なし」
二回目の合成は「IRが1周期分でフェード処理なし」
三回目の合成は「Beep音とIRの周波数があっていて」「IRが2周期分でフェード処理アリ」

です。


くろ州の合成音声備忘録


その他歌声合成 トラックバック(-) | コメント(1) | [EDIT]
タイトル画像

無機能ブラウザ

2016.12.11(15:05) 122

音声合成とは関係ないのですが、プログラミングの勉強しないとということで、フリーソフトを作りました。

その名も「無機能ブラウザ」

戻るボタンすらないシンプル設計。本体はたったの10KB。すべての操作はショートカットでします。

メリット
・軽い
・余計な機能がついてないからわずらわしさがない
・「目的のことばが調べられればいい」という人向け
・ショートカットが使える人向け

デメリット
・できることが少ない
・ショートカット使えない人には全く使えない
・対応していないWebサービスが多い
・それなりにバグる

C#でプログラミングしました。フォームにWebBrowser貼り付けただけの5分間プログラミングです。README書く方が時間かかりました。



くろ州の合成音声備忘録


制作 トラックバック(-) | コメント(0) | [EDIT]
  1. 無料の初心者向けトランジエントシェイパー「BitterSweet」をドラムに使う(02/09)
  2. 中国のHMMベース?歌声合成ソフト「MUTA」(01/28)
  3. CeVIO調声初級ー1 「打ち込み基礎」(01/12)
  4. リバーブで歌声を合成する実験 ソースフィルタモデルの歌声合成(12/13)
  5. 無機能ブラウザ(12/11)
前のページ 次のページ
前のページ 次のページ